イラン核兵器開発プロジェクト責任者の物理学者が暗殺される
現地時間の今週金曜、イランで最高位の原子核科学者(物理学者)であるモフセン・ファクリザデ(Mohsen Fakhrizadeh)氏が暗殺された。ロイター通信など複数メディアが報じた。
最初にイラン国営メディアが、同国で最高位の原子核科学者であるモフセン・ファクリザデ氏の死亡を速報で流した(衝撃的な画像が含まれますので閲覧にご注意句ください)。テヘランの東にあるダマバンド(Damavand)の路上をボディーガードとともに車で走行中、アブサード(Absard)という街に入る入り口で自爆攻撃に遭ったと報じている。
一方、Iran Front Page Newsは、ファクリザデ氏が銃撃に遭い死亡したと報じている。ただし、銃撃の前に彼が乗った車はモスタファ・コメイニ通りで爆破されたと報じている。他にも死亡者が発生していると報じられている。
ファクリザデ氏はイラン革命防衛隊の准将であり、イランの核兵器開発プロジェクトの責任者を務めていた。同氏はまた、イマム・フセイン大学の物理学教授でもあった。
これらが報じられた後、ロイター通信は、金曜、ファクリザデ氏が負傷し病院に搬送されたと報じたが、さきほど、イランの国営メディアが彼の死亡を報じた。
イランのザリフ外相は、同国の原子核科学者の殺害にイスラエルが関与していることを示す深刻な兆候があると語っている。
イラン国防軍は、ファクリザデ氏暗殺に関して復讐を誓っている。
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