21歳の州兵ジャック・テシェイラを逮捕 数百件の機密文書を漏洩した容疑——逮捕時にFBI職員よりも先にNYタイムズ記者が容疑者宅に到着したのはなぜか?
「エドワード・スノーデン以来最大」と報じられていた米軍の機密文書漏洩事件で、21歳の州兵ジャック・テシェイラが逮捕された。複数メディアが報じた。
テシェイラ容疑者は、米国現地時間4月13日(木曜)の午後、マサチューセッツ州ダイトンの自宅で逮捕される前、ニューヨークタイムズによって身元が特定されたと報道されていた。
【訳】ジャック・テシェイラの写真 彼がSNSに投稿したもの – ニューヨークタイムズが公開した
テレビで放送された映像では、赤い短パンと緑のTシャツを身につけ、両手を後ろに縛られた男性を、武装した政府職員たちが誘導しているように見える、とウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は報じている。
WSJより:
ダイトンの町から来た2台のパトカーが、テシェイラ氏に関連する住宅の近くで道路をふさいでいた。彼らは、なぜ道路を封鎖しているのかについて話すことを避けた。この通りに住んでいるという人々の列が、通行が許可されるのを待っていた。
ある隣人によると、警察は正午ごろから道路を封鎖し始めたという。警察による封鎖の外にある少なくとも1台の車は、米国政府のナンバープレートがついていた。
【訳】速報: ウクライナに関する高度な機密文書の漏洩は、フォートブラッグに駐在していた空軍国家警備隊員に起因する可能性が高いと捜査当局は考えている。
速報: 21歳のマサチューセッツ州空軍国家警備隊員、ジャック・テシェイラが、ウクライナに関する極秘文書とされる漏洩に関連して逮捕された。
【訳】動画:漏洩したとされる容疑者の逮捕劇。
-> 1人の丸腰の男のために彼らが作り上げる大騒ぎは、まるで見せ物ショーのようだ。
漏洩したとされる容疑者の自宅上を複数のヘリが旋回・・・グレタを呼べ!
しかし若干21歳の若者が、「合同参謀本部、あるいは大統領レベルの米国の上級意思決定者のための日々のブリーフィング文書」と言われるような米国のトップシークレットにアクセスできるだろうか?という疑問の声が起きている。
【訳】21歳の若者がどうやってこの情報にアクセスできるというの?こんなのは全く理屈に合わない。
【訳】はめられた
【訳】注目が集まりすぎ。彼らは見せ物ショーを作っている。
【訳】でしょうね、そして、彼の友人たちは、音声カバーなしでワシントンポストに話をしている。
ラングレー(CIA本部)の男子たちが活動中。
【訳】欧米では最近、全てが(わざとらしい)芝居ショー
【訳】すべては仕組まれたこと。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が「リーク情報」を掲載したということで、私には十分わかった(WSJ=ホワイトハウス)。
【訳】政治劇場🎭それ以外の何物でもない。
【訳】アメリカの若い空軍国家警備隊員が、ウクライナ戦争の機密にアクセスできると私たちは信じていいのだろうか?
その一方で、21歳の若者が機密情報にアクセスできたとしても驚きではないと指摘するコメントもある。
【訳】21歳の若者が機密情報にアクセスできるのか、と質問する人たちに対して。実際にはそれは**それほど**驚くことではありません。
私自身、21歳の子供だったときに機密情報へのアクセス権を持っていた。彼は、情報が共有される情報プラットフォームへのアクセス権を持っていただけかもしれません。
しかし、FBI職員が容疑者宅に到着する前にニューヨークタイムズの記者が現地に到着していたりと、捜査よりも主流メディアによる報道が常に先行していたことは奇妙だと、独立系ネットメディアは疑問を呈している。
独立系ネットメディアのHotAirは次のように指摘している:
情報をリークした人物を探しているはずの人たちが、それを報道する人たちに遅れをとっているように感じる人は他にいないだろうか?まず、ワシントンポストが、リークされた情報が最初に登場したDiscordのゲーマー・チャットグループについて報道した。そして今、ニューヨークタイムズは、FBIに先駆けてリーク者とされる人物の家に現れた。
(中略)
彼ら(ニューヨークタイムズ)は本当にリーク犯を見つけたのだろうか?それと同時期に、AP通信は、司法省とFBIが容疑者候補を「絞った」だけだと報じていたのに。
(中略)
ということは、ワシントンポストが最初に(チャットグループの)メンバーに接触し、ニューヨークタイムズが先に容疑者の身元を特定して彼の住居先を突き止めたということか・・・FBIがそのどちらを行うよりも先に?
(中略)
ニューヨークタイムズは、チャットグループ「Thug Shaker Central」の4人のメンバーと話をしたと主張し、その全員が「OG」(テシェイラ容疑者のハンドルネーム)が(機密)文書を投稿した人物であることを確認したが、誰も彼の身元を特定することはなかった。その後、記者たちは、諜報およびサイバー分野の専門家集団であるBellingcat(*)の協力のもと、「OG」のデジタルフットプリントを追跡してテシェイラにたどり着いたという。
これは確かにこの(ニューヨークタイムズの調査)プロジェクトの信憑性を高めるものだが、なぜFBIと司法省が先にそこ(容疑者)に到達しなかったのかという疑問を再び投げかけるものである。しかし、この説には大きな問題があり、ニューヨークタイムズはその報道の中でそれを認めており、考えられる説明を付記している:
「彼のような立場の若い空軍国家警備隊員が、このような機密性の高いブリーフィングにアクセスできたかどうかは、すぐには明らかにならなかった。米国政府内でセキュリティ・クリアランスを持つ高官たちは、毎日の電子メールでそのような文書を受け取ることが多く、その電子メールは他の人に自動的に転送されるかもしれないと、1人の高官はニューヨークタイムズに語った」。
えー…「かもしれない」?この説明は、この(機密)資料がチャットグループ「Thug Shaker Central」のためにどのようにして作成されたかというワシントンポストの報道とは一致しない。また、この資料がどれほど機密性の高いものであるか、特にその性質を考えると、ほとんど道理が通らない。なぜ、ロシアとウクライナの戦死者数の推定値が、マサチューセッツ州の空軍国家警備隊員の志願兵に電子メールで送られるのか?そもそも、なぜ空軍国家警備隊の人物が、同じく流出した資料の一部とされる外交インテリジェンスにアクセスできるのだろうか?これは本当に納得がいかない。
(*)Bellingcatは、「オランダを拠点とする調査報道グループで、ファクトチェックとオープンソースインテリジェンス(OSINT)を専門に扱っています」とWikiPediaでは紹介されているが、「独立系ジャーナリスト集団」というのは表向きの顔で、実際には米国と英国のスパイ機関の関係組織から資金提供を受けていることが暴露されている。CIA職員たちはBellingcatへの「愛(love)」を宣言している。また「2014年7月の開設以来、自称オープンソースの調査サイト『Bellingcat』は、欧米の主流メディアの寵児として確固たる地位を築いている」。
独立系ネットメディアのThe Gateway Punditは、21歳の州兵ジャック・テシェイラがスピード逮捕されたことについて、次のようにまとめている(太字強調は原文のまま):
BonaFidrをフォローこの話全体が狂気だ。 私たちの主流メディアが今日報道することを1つでも信用できる人なんているだろうか?