WHO幹部がインタビューで露骨な媚中対応をしネットが炎上:台湾に関する不都合な質問をした記者の電話を一方的に切る
武漢ウイルスの問題が発生した当初から、世界保健機構(WHO)は露骨にチャイナに媚びる姿勢を貫いてきた。
新型の病気に感染した患者に気がつき警鐘を鳴らした李医師を逮捕・処罰し、初期の頃からヒトからヒトへの感染は認められないと真っ赤な嘘を垂れ流し続けたチャイナに対し、WHOのテドロス事務局長は適切な対応を行なってきていると大絶賛してきた。しかし一貫した媚中姿勢はテドロス事務局長だけではない。WHOの組織そのものが、共産党政府によるプロパガンダ情報を事実確認することもなくそのまま垂れ流しにしている。(その点についてはツイッター社も同罪だ。)
以下は1月14日にWHOがツイッターに投稿した内容である:
Preliminary investigations conducted by the Chinese authorities have found no clear evidence of human-to-human transmission of the novel #coronavirus (2019-nCoV) identified in #Wuhan, #China🇨🇳. pic.twitter.com/Fnl5P877VG
— World Health Organization (WHO) (@WHO) January 14, 2020
【訳】チャイナ当局が行なった予備的調査では、チャイナの武漢で確認された新型コロナウイルス(2019-nCoV)がヒトからヒトへ感染するという明らかな証拠は発見されていない。
そして最近、香港の放送局RTHKの記者が、武漢への立ち入り調査を主導したWHOのブルース・アイルワード事務局長補佐官へ電話インタビューを実施し、WHOは台湾の加盟を認める可能性があるかについて質問したところ、アイルワード事務局長補佐官は質問が聞き取れないフリをし、しまいには突然電話を切るという失礼な対応を行なった。
このインタビューが放送されると、台湾外交部の呉釗燮(ジョセフ・ウー)外交部長は、アイルワード事務局長補佐官の媚中姿勢を取り上げるツイートを投稿し、それがネット上で拡散している。
Wow, can’t even utter “Taiwan” in the WHO? You should set politics aside in dealing with a pandemic. FYI @WHO, 450+ news reports from 40+ countries so far positively covered #Taiwan’s handling of #COVID19. These reports do not mistake us as part of China & #TaiwanCanHelp. JW https://t.co/KbupbUb7NG
— 外交部 Ministry of Foreign Affairs, ROC (Taiwan) 🇹🇼 (@MOFA_Taiwan) March 29, 2020
【訳】ワオ。WHOでは「台湾」とすら発言することができないのか?パンデミックに対応しているときに政治は脇にどけるべきだ。WHOにFYI。これまでに、40か国以上における450以上のニュース報道が、台湾によるCOVID19への対応を肯定的に報じている。これらの報道では台湾をチャイナの一部であるとは誤解していない。ジョセフ・ウー
(ツイートで引用された内容)
!!ワオ!!WHOのブルース・アイルワードは、香港のRTHKニュースとインタビューを行ったが、台湾について質問をされると、彼は質問が聞こえないふりをした。記者が再び質問をすると、彼は電話を切った!
彼女が電話をかけなおしたところ、彼は「我々はすでにチャイナについて話をした」と言った。
この狂気の様を見て共有しよう!
この動画が何百万回も視聴されると、WHOは声明を発表し、WHOへの加盟は職員ではなく加盟国の判断に委ねられているとする説明を行なった。また、台湾はCOVID-19の感染者数を比較的低く抑え込んでおり、彼らから学ぶべきであるともその声明の中で記している。
WHOの広報担当者であるタリク・ジャサレビッチ氏は、ブルームバーグ通信に宛てたeメールの中で、「WHOは全ての地域で得られた教訓を受け取り、ベスト・プラクティスを全世界と共有している。その地域には台湾の衛生当局も含まれている」と記している。
WHOは、情報を受け取るために台湾に連絡先を持っている。そして同国(*)は伝染病学の訓練にも関わっている。台湾の二人の公衆衛生エキスパートは、2月にWHOが主催した研究フォーラムに参加している。
北京政府は、様々な国や機関から、当初の国内での対応が遅過ぎたことや、国際チームによる協力の提案を拒否していたことが批判されたにもかかわらず、WHOのテドロス事務局長は繰り返しチャイナを擁護している。数週間にわたる政治論争の後に、ようやくアイルワード率いるWHOのレスポンス・チームはウイルスが最初に発生した湖北省へ立ち入ることが認められた。 –Bloomberg
(*ブルームバーグ通信は、台湾を「国」と表記している。)
今年2月、アイルワード氏は次のように語っていた:
チャイナは、このウイルスが国際的に広がるのを防ぐための防御の最前線だった。彼らは、世界をこのウイルスから守る責任があると感じており恐れていた。・・・他の国々は、都市封鎖以外に、他にこれほど厳しいアプローチがあるかについて考えるべきだ。
しかし嘘を垂れ流し続けたWHOの信頼は失墜している。
https://twitter.com/pegobry/status/1243264047153381379
【訳】WHOがあからさまな嘘をついている。まただ。
「WHO西太平洋地域事務局
もし熱や咳、鼻水といった呼吸器症状が全くない場合、医療用マスクをつける必要はない。マスクを単体で利用する場合、それで保護されているという誤った感覚を与えることがある。そして誤った利用の仕方をすると、マスクはむしろ感染源にすらなることがある」
テドロス事務局長の辞任を求める請願書には、これまで67万人以上が賛同し署名している。
https://twitter.com/BFidr/status/1239848607207043072?s=20
【追加情報】
アメリカのFOX NEWSがこの問題について取り上げており、WHOの幹部の行為は「胸がむかつく最低な行為(disgusting)」と糾弾している。またこの件についてコメントを求められた弁護士でコラムニストのゴードン・チャン氏は、「WHOは中共の代理人としてチャイナからの渡航者を制限しないよう各国に通知した。つまりWHOはこのウイルスを世界に広めることに加担した・・・WHOはチャイナに代わって世界の民主主義を攻撃している」と批判している。ゴードン・チャン氏は、『迫りくるチャイナの崩壊(The Coming Collapse of China)』を出版している。
【関連情報】
https://twitter.com/BFidr/status/1247944413118169091?s=20
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