カナダのトルドー首相に性的スキャンダルか:彼の政治生命を終わらせる可能性ありと報道
最近、カナダのトルドー首相は、過去に複数のイベントで、顔にペイントを塗りアラブ人(?)に扮した「ブラウン・フェース」写真が漏洩し、謝罪に追われていた。カナダ自由党というリベラル主義を掲げる政党の党首が、人種問題をからかうような差別的な仮装をしていたということが問題視され、カナダ自由党はその火消しに追われる日々を送っていた。
これらがその問題となっている「ブラウン・フェース」に扮した写真。
10月21日のカナダ総選挙まで2週間となる中、世論は接戦となっている。しかしその接戦となっている選挙戦にあって、トルドー首相に最後の一撃を加えることになるスキャンダルが準備されているようだ。
バッファロー・クロニクル紙が報じた内容によると、トルドー首相が関わったとされる性的スキャンダルを隠すために、カナダ自由党はあらゆる手段に打って出ている。この性的スキャンダルには、裕福なカナダ人実業家の娘が関わっているとされる。トルドー首相が20代の頃、有名私立学校のWest Point Grey Academyで臨時教師を行なっていた際、その学校の学生であったこの女子生徒と性的関係を持ったとされる疑惑が報じられている。
クロニクル紙に語った情報源の人物によると、このスキャンダルは土曜のグローブ・アンド・メール紙で報じられる予定であった。しかし、トルドー首相とその関係者らは、この女性と連絡を取り、彼女に守秘義務を結ばせるよう交渉プロセスに入ったようだと語っている。彼女には弁護士がつけられ、金銭的な見返りが提示されていると報じられている。
トルドー首相は、1999年からこの私立校で臨時教師として勤務していたが、2001年6月、突然退職している。当時から、トルドー首相は、複数の女子生徒と不適切な関係を持ったために退職したと噂されているが、具体的な証拠は報じられていない。
トルドー首相には、2000年、女性レポーターの体を「まさぐった(grouping)」というセクハラ・スキャンダルが発生した。トルドー首相はその事実を認めてその女性レポーターに謝罪している。
この時は謝罪で難を逃れたトルドー首相であるが、未成年の女子生徒と性的関係を持っていたことが事実となれば、彼の政治生命は終わる可能性が高い。
Photos via West Point Grey Academy yearbook.
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