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【動画】ロンドンの通勤客らが怒り心頭:気候変動への抗議デモのために地下鉄車両によじ登った活動家らを引きずり降ろす

ロンドンの通勤客らが怒り心頭:気候変動への抗議デモのために地下鉄車両によじ登った活動家らを引きずり降ろす

今朝の通勤ラッシュ時、勤務先へ向かう人々で混み合うロンドンの地下鉄駅で、気候変動に抗議する活動家らが電車によじ登る騒ぎが起きた。この活動家らは「絶滅への抵抗(Extinction Rebellion)」と名乗るグループ。これにより電車の運行がストップしたため、怒った通勤客らが活動家を電車から引きずり下ろす事態となった。

 

これが起きたのは、ロンドンの東端に位置する地下鉄のカニングタウン駅。低所得者階層が住むエリアと言われ、気候変動へのデモ活動を行う場所としてベストとは言えない地域だ。

 

電車の車両によじ登ったデモ活動家には物が投げつけられ、しまいには通勤客らによって引きずり下ろされる始末となった。

 

その様子を撮影した動画がツイッターに投稿されている:

 

このすぐ直後、別の活動家が再び車両によじ登ったが、彼も通勤客によって引きずり下ろされた:

 

 

 

地下鉄職員らは、引きずり下ろされた活動家らが通勤客らによって暴力を受けないようこの騒ぎに介入した。

 

また別の動画では、活動家のメンバーである女性と通勤客たちが言い争いになっている様子が映し出されており、通勤客たちが彼女に自分は偽善者だと認めさせようとしている。

 

 

警察は、4人の活動家を逮捕したと発表した。

 

「絶滅への抵抗(Extinction Rebellion)」グループのオフィシャル・ツイッターは、この活動をアメリカで人種差別の撤廃を訴えた公民権活動家ローザ・パークスに例えるツイートを発信したが、明らかに今朝の抗議デモは、中産階級の白人の活動家たちが、主に黒人やその他様々な人種たちの通勤客らによって混雑した地下鉄で起こした騒ぎだった。

 

「絶滅への抵抗(Extinction Rebellion)」という活動家集団は、主に中流階級や上流中産階級(アッパー・ミドルクラス)の間で広がっている活動で、彼らよりも階層が低い労働者階級に対して、どのように生活するべきか講義し指導することを主な活動の柱にしていることで知られている。

 

 

 

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