【エプスティーン事件・続報】「ジェフリーと私は、全員の動画を撮ってある」とギスレーン・マックスウェルが知人に語る
昨年ニューヨークの留置場で自殺(他殺説も根強い)したジェフリー・エプスティーン――彼が行なっていた複数の少女・女性に対する人身売買および性犯罪に加担していた首謀者の1人と言われる「マダム」マックスウェルが、「全てを動画に撮ってある」と知人に語っていたとテレグラフ紙が報じた。
エプスティーン事件とは?
マックスウェルの知人であり、社交界の有名人、そしてロイヤルファミリーの遠縁にもあたるクリスティーナ・オクセンバーグ(Christina Oxenberg)女史は、マックスウェルが彼女に語った内容として、(死亡した)エプスティーンがプライベート・ジェットはパイロットの目があり完全なプライベートが保たれないため、プライベート・ヘリコプターを購入したと語ったことを記憶している。
彼女(オクセンバーグ女史)は、彼女が聞かされたことについてFBIに話をしたことを明らかにした。
オクセンバーグ女史(57歳)が最初にマックスウェルに出会ったのは1990年代初旬である。また、彼女たち2人がマックスウェルの自宅で話した会話の内容について、決して忘れることができないとも語った。
「私たちは2人だけだった。彼女はたくさんのことを話したわ。でも全て気持ち悪いこと。普通ではない、奇妙なこと。彼女が話していることが真実だなんて私は信じられなかった。彼女は「ジェフリーと私は全員の動画を撮ってある」というようなことを話していた」と彼女は語った。
マックスウェルは、エプスティーンの性犯罪の犠牲者になったと言われる複数の女性たちから、犯罪教唆と性犯罪に自ら関与したと訴訟を起こされている。彼女は事実無根であると真っ向から否定しており、これまでのところエプスティーンと関わり合いがある一連の行為において有罪判決は受けていない。
エプスティーンと親しい友好関係があったと言われる人物には、英国のアンドルー王子、ビル・クリントン元大統領、トランプ大統領、ビル・ゲイツ、イーロン・マスク、俳優のケビン・スペイシー、イスラエル元首相エフード・バラック氏など、主要欧米各国の社交界、財界、政界をまたいでいる。そのためこの事件は前代未聞の大スキャンダルと言われ、昨年、欧米のメディアを賑わせていたが、事件の真相を知る首謀者のジェフリー・エプスティーンが、ニューヨークの留置場で謎の死を遂げている。
エプスティーン事件に関して報じた過去の記事はここ。
チェルシー・クリントンの結婚式に参加するマックスウェル
かつてドナルド・トランプとも親交が深かったエプスティーン
エプスティーンのニューヨークの豪邸にSPの警護を受けながらお忍びで入るイスラエル元首相エフード・バラック氏
エプスティーンと英国のアンドルー王子
エプスティーン(中央)とビルゲイツ(その右隣)
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