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米国政府の武漢ウイルス対策が当初異なったのはチャイナが「重大な規模のデータ」を公表しなかったため:ホワイトハウスのバークス医師が記者会見で説明

米国政府の武漢ウイルス対策が当初異なったのはチャイナが「重大な規模のデータ」を公表しなかったため:ホワイトハウスのバークス医師が記者会見で説明

バークス医師(Screenshot via Fox News)

ここで報じた通り、今週火曜に行われたホワイトハウスの記者会見は、反政権の記者たちからも概ね前向きな質問が多かった。しかし依然として、トランプ政権の対応が遅かったのではないかと、あわよくば政権の足元をすくおうとする質問を執拗に行う記者がいたことも事実である。

この日ホワイトハウスが発表した「最低でも10万人の米国民が死亡する」という予想モデルについても、「もっと早く対応できていれば、10万人も死亡するような事態を避けられたのではないか?」と質問する記者がいた。

この質問に対して、ホワイトハウスのコロナウイルス対策チームのバークス医師は、米国政府による武漢ウイルスへの対応が当初のようなものになった理由は、チャイナから報告された感染者数データに欠陥があったためであると示唆した。

バークス医師は記者団に対して次のように語った:

チャイナの元々のデータ(チャイナ国内の8000万人都市で5万人が感染したというデータ)を見た時、これは世界パンデミックを引き起こすようなものというよりもずっとSARSに近いものであるという考えに至った。・・・

医療コミュニティーは、チャイナのデータについて、これは深刻だが誰もが想定していたよりも規模が小さいと解釈した。その理由は、イタリアで起きたこと、そしてスペインで起きたことを知っている今となって言えることだが、当時おそらく私たちには(チャイナの感染者数について)重大な規模のデータが欠落していたからだ。

【訳】パンデミックの専門家であるデボラ・バークス医師は、チャイナから「重大な規模のデータが欠落していた」という理由により、アメリカ政府関係者たちは当初、コロナウイルスが「世界パンデミック」というよりも「SARSにより近い」と考えていたため、コロナウイルスのアウトブレークに対して当初そのような対応を行ったと語った。

バークス医師は、2月26日、ホワイトハウスのコロナウイルス対策チームのメンバーに任命された。当時、チャイナ全土で確認された感染者数は、合計7万8497人であると報告されていた。発生の震源地となった武漢がある湖北省では、当時5万人以上の感染者数が報告されていた

チャイナは、真実の感染者数および死者数を隠蔽していると長い間批判されている。武漢の住民たちは、昼夜問わず火葬場がフル操業していると報告している。そして、1箇所の葬儀場では、2日間だけで最低でも5000個の骨壺が搬入された。これはチャイナ全土における公式の死者数の合計である3000人を優に超える数である。

さらに、北京政府は、国民の大部分に対していまだ封鎖政策を解除していないことを隠蔽していると複数報道されている。そして本日4月1日、チャイナ内陸部にある河南省政府は同省内にあるコウ県(人口60万人)を都市封鎖したとロイター通信が報じている

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