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【全米大学の逮捕者リストまとめ】チャイナの浸透工作を受け逮捕された米大学の関係者リスト

【全米大学の逮捕者リストまとめ】チャイナの浸透工作を受け逮捕された米大学の関係者リスト

Photo via CampusReform

全米の大学に関するニュースを報じるサイトCampusReformは、チャイナによる浸透工作を受けた大学関係者たちが、特に昨年から連邦政府により逮捕されるケースが続出していると報じている。そして今回、チャイナ発のパンデミック災禍が発生したことにより、全米の大学が持つ中共政府とのいかなるつながりに対して、ますます厳しい目が向けられていると伝えている。

以下はCampusReformがまとめて報じている逮捕者リストである。

UCLA、イチ・シー(Yi-Chi Shih)非常勤教授

2019年夏、UCLAの非常勤教授であったイチ・シー(Yi-Chi Shih)は、米国のミサイルに関する機密情報の窃盗を共謀した罪で有罪判決を受けた。

Image source: LinkedIn

カンザス大学フェン・タオ(Feng Tao)准教授

カンザス大学の准教授そして研究者であったフェン・タオは、米国政府から研究資金が支出されていた学術研究を行っていながら、チャイナとの自身の関係について嘘をついた罪で起訴された。

Image source: University of Kansas

ハーバード大学チャールズ・リーバー(Charles Lieber)学部長

ハーバード大学化学部の学部長であったチャールズ・リーバーは、武漢にあるチャイナの研究所とのつながりがあるという容疑がかけられており、武漢で研究所を設立することに協力する見返りに150万ドルを受け取り、さらに毎月5万ドルの報酬を受け取っていた容疑で逮捕された。(チャールズ・リーバー容疑者については、本サイトでもここで詳細に報じている。)

Image source: WCVB-TV

エモリー大学シオジアン・リー(Xiojiang Li)准教授

エモリー大学の准教授であり医療研究者であったシオジアン・リーは、エモリー大学で勤務しながら、同時期にチャイナの大学とも雇用関係を結んでいたことについて、嘘をついた容疑で2019年末起訴された。彼は2020年5月、有罪を認めた。

Image source: WAGA-TV

アーカンソー大学サイモン・ソーテオン・アン(Simon Saw-Teong Ang)教授

米国政府から資金拠出された学術研究を行いながら、自身のチャイナとの関係について連邦政府当局に虚偽申告した罪で起訴された。(アン教授については本サイトでもここで報じた

Image source: University of Arkansas

テネシー大学ノックスビル校アンミン・フー(Anming Hu)准教授

テネシー大学ノックスビル校の准教授であり研究者であったアンミン・フーは、チャイナの複数の大学と関係があるにもかかわらず、連邦政府から研究助成金を受け取るために連邦政府当局に虚偽申告した罪で起訴された。

Image source: WBIR-TV

ハーバード大学ザオソン・ジェン(Zaosong Zheng)医学部学生

ハーバード大学のベス・イスラエル・ディーコネス・メディカルセンターの医学部生で、チャイナ国籍のザオソン・ジェンは、昨年12月、ガン研究に関する(検体を含んだ)小瓶を米国から北京行きのフライトで密輸出しようとした容疑で逮捕された。

Image source:  Worcester Telegram

ウェストバージニア大学ジェームス・ルイス(James Lewis)元教授

ウェストバージニア大学の元教授であるジェームス・ルイスはチャイナの大学のために働いていたにもかかわらず、それを隠していた罪に関して有罪を認めた。元学術研究者であったルイスは、育児休暇を利用して、チャイナに向かう飛行機に搭乗した。その際、彼は実子を同伴していなかった。

Image source:  CampusReform

CampusReformが5月13日に報じたアメリカの大学関係者たちは以上だが、これと同じ5月13日、ケース・ウェスタン・リザーブ大学医学部チン・ワン教授が逮捕され、この「逮捕者リスト」に新たな名前が加わっている。(チン・ワン教授の逮捕については、本サイトで詳しく報じた

今後もアメリカの大学関係者の間で逮捕者が続出することが予想される。チャイナとのつながりを隠匿してきた大学関係者たちは、「同胞」たちが次々と逮捕されるニュースを目の当たりにして、今戦々恐々としていることだろう。

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