チャイナ最大の新聞、人民日報は、バイデン勝利のニュースを受けてトランプ大統領のツイートに「嘲笑」メッセージ
11月7日(土曜)午前、全米の主流メディアが、連携プレーと思えるような歩調を合わせたタイミングでジョー・バイデンを次期大統領と宣言した。その報道からわずか数分後、中国共産党中央委員会の機関紙である人民日報(その英語版であるPeople’s Daily)は、初の反応を示し、公式ツイッター上で「はは(HaHa)」と嘲笑するメッセージを投稿した。
トランプ大統領が「私は選挙に勝った。大差をつけて!」とこの日朝に投稿したツイートに対して、人民日報はそれを嘲笑するツイートを投稿している。
https://twitter.com/PDChina/status/1325110445162848257
【訳】はは(爆笑する絵文字)
(引用されたトランプ大統領のツイート)私は選挙に勝った。大差をつけて!
中共政府が、バイデン候補とトランプ大統領のどちら側に当選してほしいか、このツイートからも明らかとなっている。メディアを敵に回し、追い詰められているトランプ大統領に対して、その「傷口」に最大限の「塩」を塗ろうとしているようだ。
AP通信やその他の米国主流メディアは、中共政府の指導者層が、米中間の通商、安全保障、そして技術覇権争いに関する緊張関係を緩和するためにバイデン候補の勝利を応援していると以前から報じている。
チャイナ国内で行われた世論調査では、ほとんどの人々がトランプ大統領の勝利を予想しているという結果が報じられていた。中共政府の指導層は、本日のバイデン勝利という米国メディアの報道を受けて安堵のため息をついていることだろう。
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