米国ジェネレーションZ世代の6人に1人はLGBT=ギャロップ調査
アメリカで最も若年の成人世代にあたるジェネレーションZ(18歳〜23歳)は、そのうちの約6人に1人が、「自身のことをヘテロセクシャル以外(つまりLGBT)と自認している」ことが、ギャロップが実施した最新の世論調査結果で示された。
以下は、ギャロップが発表した調査結果の一部。アメリカの各世代で自認する性的指向の割合を示している。ジェネレーションZの間でLGBTであると自認する人の比率は15.9%と、他のどの世代よりも高くなっている。一方、人口の多いベビーブーマー世代でLGBTと自認する人の割合はわずか2%にとどまっている。若い世代になるほど、LGBTと自認する人の比率が高まっていることが示されている。
(The chart via Gallup)
また、全世代の中で自分はLGBTであると回答した人のうち、54.6%の人がバイセクシャルであると答えており、LGBTの間の最大多数派となっている。ジェネレーションZの世代に限って見ると、LGBTと自認した人たちのうち72%がバイセクシャルであると回答している。
(The chart via Gallup)
しかし全米の総人口で見た場合、LGBTと自認する人の割合は5.6%でありマイノリティーである。参考として、全米の総人口に占めるアフリカ系アメリカ人の割合は13.4%、ヒスパニック系は18.5%である。
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