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東京オリンピック開会式の全米視聴者数が過去33年間で最低を記録——全米の視聴者総数1670万人

Photo courtesy of © ajpscs

東京オリンピックの開会式を全米に放送したNBCのテレビ視聴者数が、過去33年間で最低となる1670万人だったと、NBCUniversalが7月24日(土曜)に速報値を発表した。ロイター通信が同日報じた

 

テレビ放送、NBCスポーツ・アプリ、NBCOlympics.comなど全プラットフォームの総視聴者数は1700万人だった。

 

ストリーミング視聴者数は、2018年の平昌五輪の開会式から76%増加し、また2016年のリオ五輪の開会式から72%増加した。しかし総視聴者数は1988年のソウル大会の2270万人を下回り、過去33年間で最低を記録した。

 

ロイター通信は過去の大会と比べて次のように報じている:

(東京五輪開会式のテレビ視聴率は)2,650万人が視聴した2016年リオデジャネイロ大会の開会式から37%減少、4,070万人が視聴した2012年ロンドン大会の開会式から59%減少した。

 

しかし、東京五輪開会式の最終的な視聴率データはまだ確定していないとロイター通信は記している。

 

NBCユニバーサルは「76億5000万ドル(約8459億円)を支払って、オリンピックの全米放映権を2032年まで延長した・・・(今年は)他のオリンピックを放送した時よりも多い120以上の広告主と契約した」と、ロイター通信は報じている。

 

一方、NBCユニバーサルは今年6月、「2016年リオ五輪の広告販売額12億ドルを超える勢いだが、東京大会が延期される前に販売されていた昨年時点の12.5億ドルを上回るかどうかについては言及を避けた」と報じられていた。

 

2016年のリオ五輪では、2012年のロンドン五輪よりも視聴率が下がったにもかかわらず、NBCは2016年に2億5000万ドル以上の収入を得ており、広告販売額は20%以上増加している。

 

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