フランス政府が「誤って」タリバンのメンバーを避難民として自国に移送——アメリカ国務省は無記名のビザをアフガン人に乱発
フランス政府は、8月24日(火曜)、タリバンのメンバーであった男性をアフガニスタンから「誤って」フランスに避難させたことを認めた。この男性はその後、拘束されたが、テロとの関連が考えられるのはこの男性だけではない。
France24は次のように伝えている:
ガブリエル・アタル氏(フランス政府報道官)がBFM-TVに語ったところによると、この男は、タリバンのために働いていると疑われている別のアフガン人避難者と親しい関係にあると考えられている。・・・
この2人の男たちは共にフランス到着時に監視下に置かれ、そしてこの男は管理措置の条件に違反したとして拘束された。
この前日、英国でも同様のセキュリティ・インシデントが発生しており、アフガニスタンからの1人の避難者が英国の「搭乗拒否リスト(ノーフライリスト)」に載っていたことが判明している。
France places an Afghan who was evacuated from #Kabul in custody on suspicion of links to the #Taliban, French government spokesman Gabriel Attal says.https://t.co/UrFQNbOO1c pic.twitter.com/Q9ue2WUhtR
— Al Arabiya English (@AlArabiya_Eng) August 24, 2021
【訳】フランス政府のガブリエル・アタル報道官は、カブールから避難してきたアフガン人1名を、タリバンと関係がある疑いがあることから拘束したと語った。
約1週間前、フランスのマクロン大統領は、まさにこうしたシナリオが懸念されると国民に向けたテレビ演説の中で語っていた。
一方、アメリカの国務省は、アフガン人に対して無記名のビザを乱発していると伝えられており、米国にもタリバンが入国する(すでに入国している)ことが懸念されている。
https://twitter.com/davereaboi/status/1428837357936054280?s=20
【訳】ABCニュースは記事のリードを隠蔽 - 国務省は空欄(無記名)の米国ビザを配布。このビザは、タリバンであれ誰であれ、カブールにいる人々が(誰でも好き勝手に)印刷し、記入した。彼らは悪意を持って米国に押し寄せているーーそして南部の国境のように、彼ら(バイデン政権)は誰がここ(米国)にいるのかを知りたくないのだ。
(原文の大文字強調を太字で表示。)
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