人民元が新たな世界基軸通貨に？プーチン大統領が人民元での貿易決済を増やすことに合意 -

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は3月21日（火曜）、モスクワを公式訪問したチャイナの習近平国家主席との会談で、ロシアは対外貿易における人民元建て決済を増やす用意があると述べた。同日、RTが報じた。

RTの報道によると、プーチン大統領は次のように語った：

私たちは、ロシアと、アジア、アフリカ、ラテンアメリカの国々との間の決済に中国人民元を使用することを支持します。ロシアのパートナーたちと、第三国における彼らのカウンターパートとの間で、こうした人民元による決済の形態が発展していくことを私は確信しています。

中露間で現在行われている貿易の3分の2は、自国通貨である人民元とルーブルで行われていることをプーチン大統領は指摘している。西側が対ロシアの経済制裁を行う中、チャイナの対ロシア貿易は2022年に過去最高を記録し、約3分の1の伸びを示している。今年、二国間の貿易金額は2000億ドル以上に達する勢い。

チャイナ国営メディアの関係者とされる人物のツイートは、その野心を隠さない投稿を行なっている：

【訳】ロシア、地球上で最も資源に恵まれたこの国が、人民元での取引を開始することは、人民元が世界の主要な基軸通貨となるための第一歩となるだろう。

チャイナが最近仲介したサウジとイランの和平交渉は、人民元を石油と天然ガスで裏打ちするのに同様の可能性を持つだろう。

そして「ウクライナ政府がチャイナの和平案を受け入れない場合」、チャイナはロシアへの武器供与を正式に決定すると、3月21日（火曜）、アメリカの保守系政治コメンテーター、ハル・ターナー氏が速報として伝えた：

「ウクライナ政府がチャイナの和平案を受け入れない場合」、チャイナはイランと共同でロシアを武装させることを公式に決定する見込み。

これは、現在進行中の習近平国家主席のロシア訪問に同行するチャイナ代表団から直接もたらされた情報である。

習近平は今週末、ウクライナのゼレンスキー大統領に電話すると期待されている。もしかすると、習近平は国賓訪問中のモスクワから電話するかもしれない！

ワシントンの反応は電光石火だった：自由世界は、チャイナのウクライナ和平案を公式に拒否する：「チャイナの停戦構想は、ロシアに新たな攻勢をしかける時間を与えようとするものである」 – ホワイトハウス。