仏年金改革に抗議するグループが世界最大の資産運用会社ブラックロックの入居ビルを占拠【動画】——フランスでは企業倒産件数が急増中 欧州住宅市場バブルも崩壊間近か
仏マクロン大統領が強行した年金受給年齢の引き上げに反対する抗議デモはいまだ収束する気配がなく、今週木曜には世界最大の資産運用会社ブラックロックが入居するビルをデモ隊が一時占拠する事態に発展した。
ニューヨークポストは4月6日(木曜)、次のように報じている:
年金改革をめぐる新たな混乱の波が木曜、パリやフランスの他の都市に押し寄せた。激怒した抗議者たちは、米国に拠点を置く投資会社ブラックロックのビルを占拠し、エマニュエル・マクロン大統領のお気に入りの人気レストランに火を放った。
労働組合のメンバー数十人が、歴史的な建物であるサントリアル(Le Centorial)に入居しているブラックロックのパリ事務所に流れ込み、爆竹を鳴らして同社の個人年金基金に向けたスローガンを唱えた。
ブラックロック社自体はフランスの年金改革に関与していないが、同社が個人年金基金向けの業務を行っていることから、同社のビルを標的にしたと、抗議に参加した学校教師のフランソワーズ・オニック氏はロイター通信に語っている。
この日の抗議活動の様子を撮影した動画。
【訳】現在 – パリの #ブラックロック のオフィスで抗議活動中。
フランス🇫🇷およびその他の西側諸国において、誰が本当に糸を引いているのか、彼らはついに気がついた!
【訳】パリで世界最大の資産運用会社ブラックロックの本社をデモ隊が占拠する中、マクロンはチャイナにいる。経済的不平等が混乱を煽り、緊張が高まっている。
Oh、フランスのデモ隊は、フランスと西側の真の操り人形師をついに発見した!―それは他ならぬブラックロック!数兆ドル規模の資産運用企業がすべてを支配しているのだから、政治家なんて必要ないだろう?
【訳】フランスでは企業倒産が急増中 👀
【訳】欧州の住宅市場バブルが崩壊間近…
一方、マクロン大統領のことを「汚物」と呼び批判する投稿をフェイスブックに行ったフランス人女性は、検察に起訴され、6月にその裁判が開かれる予定と3月末に報じられ、欧米で話題となっている。有罪判決となった場合、この女性には1万2000ユーロの罰金が科されることになる。
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