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スキャンダルまみれのアンドルー・クオモNY知事に幻滅した職員たちが勤務拒否=報道

スキャンダルまみれのアンドルー・クオモNY知事に対して、職員たちが勤務拒否

アンドルー・クオモNY知事(AP Photo/Seth Wenig, Pool via Flickr)

ニューヨーク州における老人介護施設での新型コロナ(武漢ウイルス)の死者数を、53%も低く報告し、実際のデータを隠蔽していたと報じられているアンドルー・クオモ知事。先週、3人の女性スタッフが彼からセクハラの被害を受けたと名乗り出ていたが、3月7日(日曜)さらに2人の女性がクオモ知事からセクハラ被害を受けたと名乗り出た。

 

告発する女性が次々と名乗り出る事態に、同じ民主党の議員たちからもクオモ知事に辞任を求める声が高まっている。しかしクオモ知事は3月12日(金曜)に行われた記者たちとの電話会見の場で、改めて「私は辞任しない」と語り、彼に失脚することを求める声は「キャンセルカルチャー」だと批判している

 

こうした「悪あがき」とも取れる態度を貫くクオモ知事に幻滅したニューヨーク州政府の職員たちは、勤務拒否をしていると、ニューヨーク・ポスト紙が3月13日(土曜)に報じた

「ほとんどの人たちが職場に姿すら見せず、州都にあるオフィスは空っぽだと私は聞いている」と、ここ数日、職員たちと連絡を取っている事情通の内部の人間が語った。

 

「彼は次々と反撃しているが、私が話をした職員たちは、彼が白旗をあげることに心の準備ができている。全員が、もはや避けようがない結論が出ていると感じている。つまり、いずれ、バイデンが彼に辞任するよう電話をかけるのではないか?ということだ。彼ら(職員たち)は、ただこの拷問を終わりにしたいのだ」。

 

クオモは金曜に辞任することを拒否し、そして彼の失脚を求める声を「キャンセルカルチャー」のせいにしており、州政府職員たちの間における彼に対する反発は強まっている。

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