全米で民主党によるバラマキ政策が進行中:NY州は不法移民に2万ドル以上を支給する計画・・・CA州は白人以外の低所得者層に毎月500ドルの定額給付・・・そしてロサンゼルスは海水浴場のライフガードに最大39万ドルの年俸
メキシコからの不法移民に1人当たり2500ドル(約26万円)を支払うことなど、民主党にとっては「はした金」のようだ。ニューヨーク州の民主党議員たちは、不法移民と犯罪の前科者に、1人当たり最大2万7000ドル(約300万円)を直接支給するための基金を創設する計画を立てていると左派メディアのPoliticoが3月30日に報じた。
報道によると、ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(民主党)のオフィスは、「取り残された労働者基金(Excluded Workers Fund)」と呼ばれる基金の設立を州議会議員と協議している。この基金は、パンデミックの影響で仕事の機会を逃した「不法滞在移民や元受刑者」に直接、現金の給付を行うもの。この政策を提唱する人々は、35億ドル(約3900億円)規模の基金の設立を進めようとしているとPoliticoは報じている。
ニューヨーク州議会のジェシカ・ラモス上院議員(民主党)は、「現在は受給資格と支給方法について協議が行われている」とPoliticoの取材に語っている。
そしてニューヨーク州からは大陸の反対側にあたるカリフォルニア州のオークランド市では、リビー・シャーフ市長が、年間所得が5万9000ドル以下(約600万円以下)の世帯に毎月500ドル(約5万円)を支給すると発表した。しかし、この定額給付金は有色人世帯のみが対象であり、人種差別だと批判を浴びている。
https://twitter.com/Breaking911/status/1375180487338037250
【訳】たった今入った情報:オークランド市は年間所得が5万9000ドル以下の世帯に毎月500ドルの小切手を支給する。給付されたお金をどう使うか制限は一切ない。
同政策は、白人の低所得世帯を対象外としている。
(太字強調はBonaFidr)
オークランド市の総人口43万5000人のうち、貧困層に入る白人は約1万人いると見積もられている。貧困層の定義は、年間所得が1万2880ドル(約130万円)以下の個人。
しかし民主党による「ばらまき政策(放漫財政)」は今に始まったことではない。OpenTheBooks.comの会計監査人たちが2019年の監査を行ったところ、カリフォルニア州ロサンゼルス郡が海水浴場で雇っているライフガードのうち7人が30万ドル(約3000万円)以上の年俸を受け取っており、合計82人のライフガードが、20万ドル(約2000万円)以上の年俸や特別手当てを受け取っていたことが判明した。ロサンゼルス郡には約1000人のライフガードがいる。
最も高額の年俸を受け取っていたライフガードは、フェルナンド・ボイトーさんで、39万1971ドル(約4330万円)を受け取っていた。彼の肩書は、「チーフ・ライフガード代理」。基本給(20万5619ドル)の他に、特別手当て(6万452ドル)と福利厚生(12万5900ドル)を受け取っていた。
2番目に高額の年俸を受け取っていたライフガードは、キャプテンのダニエル・ダグラスさん。基本給(14万706ドル)に加えて、ほぼ基本給と同額の超過勤務代13万1493ドル、「その他の支払い」に2万1760ドル、そして福利厚生に7万4709ドルを受け取っていた。これらを合計すると36万8668ドル(約4000万円)。
彼らが受け取っている給与は企業の重役クラスの年俸である。
31人のライフガードが、基本給にプラスして5万ドル〜13万1493ドル(約500万円〜1400万円)の超過勤務代を受け取っていた。
雑誌フォーブスは3月27日、この監査結果を次のように報じている:
BonaFidrをフォロー海水浴場のライフガードはなぜこんなに稼げるのかと、ロサンゼルスの納税者は疑問に思うかもしれない。ライフガードの仕事は危険を伴うこともあるが、州の公務員の給与にすでに年間450億ドルもの税金が使われている中、なぜ住民がこれほど(ライフガード)の残業代を負担しなければならないのか不明だ。