過去最高ランクのチャイナ政府関係者が米国に亡命=報道——生物兵器プログラムを直接知る人物とされ、国防情報局は彼の存在をCIA、FBI、国務省には秘密にしていた
チャイナから米国に亡命した人の中で過去最高ランクの1人とされる人物が、国防情報局(DIA)と何ヶ月間にもわたって協力していると、保守系メディアのRedStateが6月4日(金曜)に独占報道した。諜報機関内部にいる情報源が匿名を条件に語った話として、RedStateのジェニファー・ファン・ラー記者が報じた。
この亡命者は、チャイナで行われている特別兵器プログラム——生物兵器プログラムを含む——について直接知る人物であると、これら情報源の人物たちは語っているという。
RedStateに提供された情報は、ジャーナリストのアダム・ハウスリー氏が6月3日(木曜)の夜に投稿した内容を裏付けるものである。
Being told the increased pressure on China in recent days is due to a defector with intimate knowledge. In fact, Wray didn’t know right away because they wanted to make sure they got all they needed before telling him.
— Adam Housley (@adamhousley) June 4, 2021
【訳】ここ数日、チャイナへの圧力が高まっているのは、熟知した亡命者がいるためだと聞かされた。実際、(FBI長官のクリストファー・)レイがすぐには(この亡命者のことを)知らなかったのは、彼ら(国防情報局)が必要な情報を確実に入手してから彼に伝えたかったからだという。
このハウスリー氏の投稿について、RedStateは次のように報じている:
RedStateの情報源によると、これ(ハウスリー氏が投稿した内容)は部分的には真実だそうだ。FBIのクリストファー・レイ長官は、この情報について「不意打ち」をくらい、ラングレー(CIA)も知らされていなかったという。情報源によれば、国防情報局(DIA)の指導層は、ラングレー(CIA)と国務省がこの亡命者に接触できないようにするために、亡命者をDIAの秘密サービス・ネットワーク内で保護していたという。この亡命者の存在は他の政府機関に対して秘密にされていた。その理由は、DIAの指導層は、チャイナのスパイあるいは内通者が、FBI、CIA、そしてその他いくつかの連邦政府機関にいると確信しているためである。
(太字強調はBonaFidr)
ハウスリー氏はさらに以下の投稿を行なっている:
Also…US intelligence believes China is trying to produce variants that suggest it came from bats to cover up that it originally came from a lab. The belief is still that it escaped accidentally, but was allowed to spread.
— Adam Housley (@adamhousley) June 4, 2021
【訳】さらに・・・チャイナはこれ(武漢ウイルス)がコウモリ由来であると思わせる亜種を作ろうとしており、元々は研究室由来であることを隠そうとしていると、米国の諜報機関は確信している。これは事故で逃げ出したものであるが、(感染)拡散することが許可されたものである、というのが依然として信じられていることである。
Again…what I reported tonight. US intelligence has a Chinese defector with Wuhan info. AND China is trying to produce variants that suggest it came from bats to cover up that coronavirus originally came from a lab
— Adam Housley (@adamhousley) June 4, 2021
【訳】再び・・・私が今晩、報道したこと。米国の諜報機関は、武漢情報を持つチャイナからの亡命者を確保している。そして、チャイナは、このコロナウイルスが元々は研究所が発生源であることを隠蔽するために、コウモリ由来であるよう見せかける亜種を生み出そうとしている。
RedStateは、さらに以下の追加情報を報じている:
情報源がRedStateに語った内容によれば、この亡命者はDIAと3ヶ月間共にあり、彼は米国政府関係者に広範かつ技術的に詳細な報告を行っているという。DIAの評価では、この亡命者が提供した情報は本物である。
情報源によれば、亡命者の情報に対する信頼度が、アンソニー・ファウチ博士の信頼性を急落させることにつながっているものだという。さらに、DIAに派遣されている米陸軍感染症医学研究所(USAMRIID)の職員たちが、亡命者から提供された情報の非常に技術的な詳細を裏付けていると彼らは語っている。
(太字強調はBonaFidr)
RedStateは、新たな情報が入り次第、続報を掲載すると発表している。
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