ウクライナの国会議員が記者会見で発表:オバマ政権が関わる74億ドルの資金洗浄が行われ、バイデンたちは1650万ドルを受け取った
ウクライナの国会議員は、ウクライナの検事総長室から漏洩した文書に、ブリズマ社のオーナーであるニコライ・ズロチェフスキーと、彼らの「サービス」の対価として1650万ドルを受け取ったと言われているハンター・バイデンおよび彼のビジネス・パートナーたちに対して、事実と主張されている疑惑内容を示す情報が含まれていると語った。ウクライナの与党である人民奉仕者党のアレクサンダー・ドビンスキー議員が発表した。
ドビンスキー議員は今週水曜に行った記者会見の中で、ブリズマ社とそのオーナーであるズロチェフスキーに対する捜査関係資料を引用して語った。
ドビンスキー議員は、次のように発表している:
ズロチェフスキーは、この新たな容疑について検事総長室により起訴された。報道機関はこのことを無視した。この起訴は11月14日に発令された。
ジョー・バイデン(元)副大統領の息子は、彼のサービスへの対価として支払いを受け取っていたが、その資金は犯罪的手段および資金洗浄によって得られたものだった。
バイデンは、同社(ブリズマ社)の正当な事業運営から得られた資金ではなく、国民から盗まれた資金を受け取った。
ドビンスキー議員によると、ハンター・バイデンがブリズマ社から受け取った収入は、「資金がどのように(ウクライナから)流用されたかを暴露しているリンク先の一つ」であり、バイデンは、ズロチェフスキーによる資金洗浄オペレーションの一つのリンクにすぎないと語った。ズロチェフスキーによる資金洗浄オペレーションには、前ヤヌコビッチ政権の複数の政治家たちが関与しており、この資金洗浄の仕組みは、ヤヌコビッチの後任であるピョートル・ポロシェンコ大統領の政権下でも継続された。
ドビンスキー議員はさらに次のように語った:
我々は、ウクライナで構築された金融のピラミッド・スキームに関する情報を明らかにするつもりだ。これはヤヌコビッチ政権下で構築され、その後、ポロシェンコに引き継がれた。この仕組みは、いまだにウクライナ国立銀行の今の理事会の指導の下で運営されている。この仕組みにより、資金が利害関係ある人々に確実に流れるようにしている。こうした利害関係にある人々は、数百万ドルを(ウクライナ国民から)盗み、それを海外に持ち出し、ウクライナの公債を購入することで、それらをウクライナの政府債務にした。
ヤヌコビッチとポロシェンコの両方のケースにおいて、Ms.ゴンタレバと彼女が統括する複数の企業は、盗まれた資金を使って投資を行っていた。
アメリカの投資会社フランクリン・テンプルトンを名指し
インターファクス・ウクライナ通信によると、アンドリー・デルカチ議員は、これと同じ記者会見の中で、ジャーナリストたちから新たな資料を受け取ったと発表した。その資料によると、元大統領のヤヌコビッチ氏の「家族」たちによって、74億ドルの資金がアメリカの投資会社であるフランクリン・テンプルトン・インベストメンツを通して送金され、そして彼らによるとその資金はアメリカの民主党とつながっていることを示している。
デルカチ議員はさらに次のように発表した:
先週の11月14日、検事総長室は、ブリズマ社の悪名高いオーナーであり、元環境大臣のズロチェフスキーに関する新たな疑惑を発表した。ただしこれについてメディアは報じていない。この疑惑では、特にヤヌコビッチの家族が、犯罪行為によって得られた収益をフランクリン・テンプルトン・インベストメンツを通して合法化(資金洗浄)した疑惑がかけられている。同投資会社は、合計74億ドルにのぼる対外国債の購入を実施していた。
デルカチ議員は、この資金が犯罪行為によって得られたものであり、2013年〜2014年にかけてウクライナの公債を購入するのに使われたとも語った。さらに同議員は次のように発表している:
テンプルトンの設立者であるジョン・テンプルトンJr.の息子は、オバマ大統領の選挙キャンペーンに資金提供した最大の出資者の1人だった。もう1人、金銭的な関係がある人物はトマス・ドニロンである。同氏は、ブラックロック・インベストメント・インスティテュート(*)の常務取締役である。ブラックロック・インベストメント・インスティテュートは、フランクリン・テンプルトン・インベストメンツの最大株主。同氏は、オバマ政権で国家安全保障担当補佐官であったことは特筆に値する。
(*)ブラックロックは世界最大の資産運用会社(情報元:ブラックロック社公式サイト)。
そしてデルカチ議員は次のように要求している:
ゼレンスキー大統領は、電話の受話器を取り、トランプ大統領に電話し、汚職と戦うための支援と協力を要請しなければいけない。そしてワシントンまで飛んでいく必要がある。(ウクライナ)国民、ビジネスマン、そしてアメリカ政府関係者が関わっているウクライナ国内における国際的な汚職と戦うという課題が、2人の大統領の間で行われる面会で主要議題に掲げられるべきである。
このウクライナの国会議員が行った記者会見の動画はYouTubeに投稿されている:
一方、ツイッター社は、このニュースを報じたアメリカのニュース・メディアBreakingNewsLiveのツイートを強制削除した。これはソーシャル・メディア企業による言論統制だとアメリカ国内では反発が起きている。
https://mobile.twitter.com/Perpetualmaniac/status/1197246168016621568
【訳】
**速報ニュース**
**リツイート希望**
ツイッター社がニュースチャンネルである
BreakingNewsLiveが行ったこのツイートを言論封殺した。
彼らが何を言論封殺しようとしたか見てくれ!
(削除される前にBreakingNewsLiveが行ったツイートの本文)
速報ニュース:ウクライナの天然ガス会社ブリズマのトップが起訴され、ハンター・バイデンが不正資金から数百万ドルを受け取っていたと名指しされた
(削除された後の画像)
アカウントが一時停止されました
ツイッターは、ツイッターの利用規約に違反したアカウントを一時停止します。
Screenshot via Intafax’s YouTube channel
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