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中共はもともとイタリアから寄付されたマスクを「買い戻す」よう要求:チャイナ外交の本性が露呈

中共はもともとイタリアから寄付されたマスクを「買い戻す」よう要求:チャイナ外交の本性が露呈

Photo via Pixabay

中共は、武漢ウイルスを世界にばらまいたことにより悪化した自国のイメージを改善するため、人道支援と称して40億枚近くのマスクを各国に寄付している。しかし、チャイナ外交の本性が露呈した事例をThe Spectatorが報じている

中共は、ウイルスが猛威をふるうイタリアでの感染拡大スピードを遅らせるため、同国に数トン分のマスク等の防護品を寄付すると発表していた。しかし実際は、こうした防護品は寄付ではなく、中共はイタリアに費用を請求していたと複数のメディアが報じている。しかも、中共がイタリアに送ったマスクは、そもそも今年初旬にイタリアからチャイナに寄付されたものであることが判明した。

「このウイルスがヨーロッパに上陸する前、イタリアはチャイナに数トン分の防護品を送っていた。その後、チャイナはそのイタリアから寄付された防護品を、逆にイタリアへ送付した。もともとイタリアから寄付された全てではなく、その一部を。そしてそれに対する費用をイタリア政府へ請求した」と、トランプ政権の高官がThe Spectatorに語った。

New York Postの報道によると、3月1日以降、中共は38億6000万枚のマスク、3750万着の防護品、1万6000台の人工呼吸器、そして284万個の検査キットを世界各国へ輸出している。

しかし、チャイナからマスクやその他の医療用品を受け取った多くの国々が、それらの品質が医療基準を満たしていないと不満を漏らしている。

先週、オランダはメイド・イン・チャイナの130万枚のフェース・マスクをリコールすることを余儀なくされた。

スペイン保健省は、3月26日、チャイナから購入した64万個のCOVID-19検査キットが欠陥品であったことを公表した。

さらに3月28日、フランス政府はチャイナに10億枚のフェース・マスクを注文したと発表した。フランスに届くメイド・イン・チャイナのフェース・マスクが医療基準を満たす品質であるかはそれが届くまで分からない。

先述のトランプ政権高官は、さらに次のように語っている:

中共政府関係者たちは、イタリア人を支援しているのは我々だ、世界の発展途上地域を支援しているのは我々だと吹聴しているが、それは非常に不誠実な発言だ。実際は、我々全員をこのウイルスに感染させたのは彼らなのだから。・・・

当然、彼らは支援するべきである。彼らには支援を行う特別な責任がある。このコロナウイルスを拡散させ、さらにチャイナ以外の世界が対策を準備するために必要な情報を、彼らは提供しなかったのだから。・・・

チャイナが流してきた偽情報のせいで、世界中の対応が骨抜きにされてしまった・・・我々は、部分的に後ろ手に縛られた状態で対応している。

しかし、中共は武漢ウイルスに関する詳しい情報を世界と共有する前に、世界各国でマスクや防護品などを買いあさっていたことが判明している。そして、ウイルスが世界中に広がり、これら防護品が必要なときになって、チャイナは防護品を外交交渉のカードに使っていることも指摘されている。例えば、米国の企業3Mが製造している高気密のN95マスクはチャイナで生産されており、当初、中共政府がそれらを米国へ輸出することを禁止していたことを3M社幹部は認めている。こうした中共の行為は殺人と同じであるとホワイトハウス関係者は激怒していることが報じられている。

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