トランプ大統領は予防のために抗マラリア薬のハイドロキシクロロクインを服用していると語る
5月18日(月曜)に開かれた円卓会議で、トランプ大統領は予防のために抗マラリア薬のハイドロキシクロロクインを「約1週間半前から」服用していると記者団に語った。
トランプ大統領は、以前からハイドロキシクロロクインが武漢ウイルスの治療に効果があると語っている。しかしこの抗マラリア薬の武漢ウイルスに対する効果は医学的に実証されておらず、米食品医薬品局(FDA)は先月、この抗マラリア薬には心臓に合併症を引き起こすリスクがあるため、専門家の指導の下、医療機関でのみ投与されるべきだとする警告を発表している。CIAの専門家も、この抗マラリア薬は「突然死」を引き起こす可能性があるため、医師の指導を受けずに勝手に服用することは止めるべきだと内部局員向けに警告している。
しかし現場の医師たちからは武漢ウイルスの治療に効果があったとする臨床ケースが多数報告されており、90%のケースで効果があるという臨床結果が得られたとの報道もある。
トランプ大統領は、自らの体を使ってハイドロキシクロロクインの効果と安全性を証明しようとしているようだ。この記者会見の中で、「最前線で働く医療従事者の多くも感染する前にハイドロキシクロロクインを飲んでいる」とトランプ大統領は語っている。ホワイトハウスの専属医からも、「もし飲みたければ飲んで良い」というアドバイスがあったと語っている。また、「亜鉛と一緒に飲んでいる」とも語り、「これまでのところ順調だ」とトランプ大統領は語った。
以下はこの日の円卓会議で記者からの質問に答えるトランプ大統領:
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