パーラーは2月8日(月曜)にサービスを再開することを目指す——共同オーナーのダン・ボンジーノ氏がFOXニュースで語る
新興SNS企業のパーラーは、米国時間の2月8日(月曜)(日本時間で9日・火曜頃)にサービスを再開する方向で進めていると、共同オーナーの1人であるダン・ボンジーノ氏が2月5日(金曜)に出演したFOXニュースの番組”Hannity”で明らかにした。
この時の番組:
ボンジーノ氏は、この番組の中で次のように語った:
私たちは月曜に向かって頑張っている。
月曜は良さそうだ。指をクロスさせて(うまくいくよう)幸運を祈っている。
言論の自由を守ることを謳うパーラーは、ツイッターやフェースブックに息苦しさを感じた保守系アメリカ人たちの間で急速に人気を博していたが、大手IT企業が強引に押し進める検閲(キャンセル・カルチャー)の犠牲となり、サービス停止を余儀なくされていた。1月6日の米国議事堂襲撃の直後、アマゾンのウェブサービス(AWS)が、パーラーへのクラウド・サーバの提供を突然停止したことが直接的なサービス停止の原因となった。アップルやグーグルも、パーラーのアプリを自社プラットフォームから排除している。
先週、パーラーのジョン・メイツCEOが取締役会により会社を追い出される事態が発生したことはここでも報じた。同CEOの社内向けメモや、それを報じたFOXニュースによると、メイツCEOは正義を貫こうとした人物かのように語っているが、パーラーの共同オーナーのダン・ボンジーノ氏は事実は異なると語っている。パーラーにおける言論の自由を最後まで守ろうとしているのは、ボンジーノ氏と他2名の共同オーナーたちであり、メイツ氏はその意見に反対していたとボンジーノ氏は語っている。
一方、パーラーと並んで人気を博している新興SNSのギャブ(Gab)に、2月5日(金曜)トランプ前大統領が久々に投稿を行い、SNS活動を再開したと報じられている。ギャブは、トランプ大統領のツイートを全て同社サイト上に復元したことが話題となっていた。
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◆ BonaFidrは、サービスが復旧次第、パーラーでの情報発信を再開する予定です。パーラーが言論の自由を守り続けるか、見極めたいと思います。(BonaFidrのパーラー・アカウントはこちら。)
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