ホワイトハウスはワクチン反対派を口封じするよう大手SNS企業に要請|英国では「ワクチンにはチップも追跡装置も含まれていません」というCMが流れる
ホワイトハウスは、COVID-19(武漢ウイルス)に関する「公式見解」とは逸脱した会話をオンライン上で取り締まるよう、大手SNS企業に要請している。ニューヨーク・ポストが2月19日(金曜)に報じた。
バイデン大統領*は1月末、新型コロナ・ワクチンをアメリカ国民に接種させるために「全面的な戦時活動」を展開すると語っていた。
(*大統領選挙で不正が行われた証拠があり、正統な手続きで選ばれた大統領ではない疑惑がある。)
ワクチンに対する不信感が高まっていることが武漢ウイルスとの闘いにおいて最大の障害になっているため、バイデン政権はフェースブック、ツイッター、そしてグーグルに対して、ワクチンに対する恐怖心を食い止めるための支援を求めていると、バイデン政権の高官がロイター通信に語った。
さらにこの政府高官は次のように語っている:
ワクチンをためらう原因となる誤情報は、すべての人がワクチンを接種するための大きな障害になる。SNSプラットフォームほどこの分野において大きな存在はないだろう。
私たちは彼らに声をかけている・・・そのため彼らは、デマ情報と偽情報の重大性について理解しており、彼らがどのようにしてそれ(デマ情報と偽情報)を迅速に削除することができるかについても理解している。
ロイター通信によるこの報道は、バイデン政権が、SNSユーザを検閲するためにシリコンバレーの大手SNS企業と直接対話をしていることを示す初の証拠だとニューヨーク・ポスト紙は指摘している。
ロサンゼルスでは、ドジャー・スタジアムで1日最大8000人に対して大規ワクチン接種を開始したが、先月末、ワクチン反対派の活動家たちがドジャー・スタジアムへの進路を一時妨害する抗議活動が起きていた。この抗議活動はフェースブック・ページで呼びかけられていた。バイデン政権は、このような反ワクチン情報が「SNSプラットフォームで広まり、より大きなムーブメントにならない」ようSNS企業を後押ししているとニューヨーク・ポストは報じている。
フェースブックの広報担当者は、「私たちが提供できるいかなる支援」についてもホワイトハウスに提供すると記者たちの取材に語った。
ツイッターの広報担当者は、「COVID-19の誤情報を含む数多くの重大な問題について、ホワイトハウスと常に連絡を取っている」と語っている。
アルファベットInc.傘下のグーグルは、政治的な関与についてはコメントしなかったが、フェイク・ニュースを排除すると説明する同社のブログを記者に紹介した。
ホワイトハウスの高官は、フェースブック、ツイッター、そしてグーグルが「受容的ですぐに話を理解してくれた・・・これがデマ情報の拡散を低く抑えることにつながるかどうかを判断するには、まだ時期尚早だ」と語っている。
しかし全米で言論検閲は加速化しており、「デマ情報の取締り」という当初の名目が、いつのまにか「真実の弾圧」に変貌しているというのが覚醒したアメリカ人の間では共通認識となっている。
* * *
一方、英国では夜のプライムタイムに、多数の主要テレビ局とラジオ・ネットワークで同時に、「ワクチンにはチップも追跡装置も含まれていません」と視聴者に呼びかける広告が放送され、ニュースとなっている。
視聴者を安心させ、ワクチンを受けさせようとするこの広告は、2月19日(金曜)夜10時前に、BBC、Sky、Channel 4、ITV、LBCなど英国の主要ネットワーク局全てで放送されたと報じられている。この広告では様々なマイノリティーの有名人たちが登場し、友人や家族に再会するのを許可されるためにCOVID-19ワクチンを受けるよう呼びかけている。
一人の女性は、この広告の中で次のように語りかけている:
私たちは、いずれ友人や家族と再会するでしょう——私たちがしなければいけないのは、ワクチン接種を受けるということだけです。
LBCがこのCM動画をツイッターに投稿している:
LBC has united with other broadcasters to urge ethnic minority communities to #TakeTheVaccine. pic.twitter.com/7AAcdvqKJY
— LBC (@LBC) February 18, 2021
【訳】民族的マイノリティー・コミュニティーにワクチン接種を受けるよう呼びかけるために、LBCは他の放送局と団結した。
さらにこの広告では、ワクチンの中に豚や胎児の一部などは入っておらず、完全に安全だと視聴者に語りかけている:
ワクチンの中には、あなた方の居場所を監視し続けるためのようなチップや追跡装置は含まれていません。むしろ、携帯電話の方がそれを行うことにずっと優れています。
* * *
アメリカでは、ニューヨークのレストランで勤務するウェイトレスのボニー・ジェイコブソンさん(34歳)が、COVID-19ワクチンの接種を受けるのは様子見したいと上司に告げたところ、そのレストラン「Red Hook Tavern」から2月15日(月曜)に解雇されたと報じられている。彼女は、妊婦に対してどのような副反応があるかさらに明らかになるまで様子見したいと、その理由を上司に説明していた。
ボニー・ジェイコブソンさんは、決して反ワクチン派ではなく、彼女の夫と妊娠を計画しているためにワクチン接種については待ちたいとDailyMailの取材に語っている。
このニュースを投稿したツイート:
New York City waitress fired from job for saying she wanted to wait to get COVID-19 vaccine over concerns of its effects on her pregnancy https://t.co/0rFqIqfv3a
— Jack Poso 🇺🇸 (@JackPosobiec) February 18, 2021
【訳】ニューヨーク市のウェイトレスが、自身の妊娠に与える影響を懸念するためCOVID-19ワクチン接種を受けるのは待ちたいと告げたところ、解雇された。
Waitress says she was fired from NYC eatery for not getting COVID vaccine https://t.co/OJ0GnKR70h pic.twitter.com/sGPfoXfGUD
— New York Post (@nypost) February 18, 2021
BonaFidrをフォロー【訳】COVIDワクチン接種を受けないためにNY市のレストランから解雇されたとウェイトレスが語る