米女子体操五輪チームのジョン・ゲッダート元コーチを、人身売買と性的暴行の罪で起訴 同被告はその数時間後に自殺
2012年のアメリカ女子体操五輪チームのコーチを務めたジョン・ゲッダート(63歳)は、2月25日(木曜)、人身売買や性的暴行などの複数の容疑で起訴された。しかし起訴されてからわずか数時間後、ジョン・ゲッダート被告は自殺しているのが見つかったとTMZが報じた。
ジョン・ゲッダート被告は、これら複数の容疑により終身刑に直面していたとTMZは報じている。
ジョン・ゲッダート
(Photo via Flickr)
アメリカ女子体操五輪チームに性的暴行スキャンダルが報じられたのはゲッダート被告が初めてではない。米女子五輪チームの元医師であるラリー・ナッサー(54歳)もまた、女子体操選手などへの性的暴行の罪に問われ、2018年1月にすでに有罪判決が言い渡されている。ミシガン州の判事は、ラリー・ナッサーに対して40年〜175年の禁錮刑を言い渡しており、彼は現在も服役中。
ラリー・ナッサー服役囚
(Photo via Flickr)
今回自殺したジョン・ゲッダート元コーチと、ラリー・ナッサー元医師との間につながりがあったとTMZは報じている。
暴行容疑に関する起訴内容の詳細は不明であるが、ジョン・ゲッダート元コーチは、合計で20件の人身売買と2件の性的暴行、1件の恐喝、そして1件の偽証の容疑がかけられていたと報じられている。
ジョン・ゲッダート被告は、2月25日(木曜)午後、自ら撃ったと見られる銃弾により死亡した。
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