トランプ前大統領は新たなSNSアプリ「FreeSpace」に狙いを定める? アクシオスがスクープ報道
ツイッターやフェースブックから利用停止となったトランプ前大統領は、他のSNSプラットフォームと提携することを検討する一方で、無名のアプリ・ベンダーとも協議を進めている。
そんな中、トランプ前大統領と彼のデジタル・アドバイザーであるダン・スカビーノ氏は、比較的無名のSNSプラットフォーム「FreeSpace(フリースペース)」に狙いを定めていると、非公開の協議内容を知る複数の人物からの情報として左派メディアのアクシオスが3月24日(水曜)スクープ報道した。
FreeSpaceアプリのチュートリアル画像
Screen shots of the FreeSpace Social app tutorial
Screen shot of FreeSpace app from AppTopia
しかし状況は流動的であり、まだ何も決定されていないとアクシオスは報じている:
- このビジネス関係(トランプ前大統領とFreeSpaceのビジネス関係)がどのようなものになるかは不明。トランプ氏は、自己資金を企業に投資することに反対することで有名であり、自らの名前をライセンス供与し、他人の資金を自身のビジネス投資に使うことを好むので有名。
- また、これはすでに決定された事項では決してない。事情を聞いた関係者によると、トランプ氏はSNSについて最終的な決定をしていないという。「いくつかある会社のどれにでもなる可能性がある。今週さらに会議が行われる予定だ」とその関係者は語った。
- トランプ氏のシニアアドバイザーであるジェイソン・ミラー氏は、先週末の日曜にFOXニュースの「#MediaBuzz」に対して、「トランプ大統領はおそらくここ2、3ヶ月ほどで、彼独自のプラットフォームを使ってSNSに復帰することになると思う」と語っている。
FreeSpaceの概要については次のように報じている:
- FreeSpaceは、コーチやトレーナーたちがコミュニティーを構築するためのプラットフォームSkylab Appsの系列。
- FreeSpaceとSkylabAppsは共にジョン・ウィリス氏が運営。
- ウィリス氏はアリゾナ州を拠点とするマーケティング会社Matchstick MediaのCEOでもある。同氏はアリゾナ州にあるスポーツ施設Legacy Sports USAの副社長でもある。
- FreeSpaceはApple App StoreとGoogle Play Store上で今年2月1日に提供開始された。
- AppTopiaによると、これまでのところFreeSpaceはアップルとグーグルと合わせて約2万回ダウンロードされている。
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