ビル・ゲイツとジョージ・ソロスがSNS上での「デマ情報」に対抗するための組織設立で協力
左翼の大富豪であるビル・ゲイツ氏とジョージ・ソロス氏はその他の出資者と協力し、「‘誤情報やデマ情報’と対抗する」ためにアスペン研究所に情報委員会を設立したとNewsBustersが3月30日(火曜)に報じた。
3大ネットワーク局の一つNBCで長年、朝の情報番組の司会者を務めたケイティ・クーリック氏がアスペン研究所の共同議長を務めている。テレビ司会者でジャーナリストでもあるクーリック氏は、大手メディアの利益を守る代弁者として知られる。
クーリック氏は、最近出演したHBOの政治トークショー番組で、‘私たち’はドナルド・トランプ元大統領のカルト教団に入っている人たちを‘洗脳から解除’すべきだと発言している。
アスペン研究所のもう1人の共同議長には、トランプ大統領に解任された国土安全保障省CISA庁のクリス・クレブス前長官がいる。クレブス前CISA長官は、2020年の大統領選挙が「全米史上、最も安全」な選挙だったと主張していた。
NewsBustersのジョセフ・バスケス氏は次のように報じている:
財団ディレクトリ・オンラインのデータによると、ビル&メリンダ・ゲイツ財団とソロスのオープン・ソサエティー・ネットワーク傘下の2つの組織——オープン・ソサエティーを促進するための財団(259万4780ドル)とオープン・ソサエティー研究所(44万5000ドル)——は、2003年〜2020年までの間にアスペン研究所にそれぞれ少なくとも1億185万4593ドルと303万9780ドルを出資している。
そしてアスペン研究所の情報委員会に名前を連ねている人たちがさらに興味深い:
この委員会のメンバーリストを見ると、この委員会の偏向ぶりがよくわかる。「メンバー」の1人は、王室から疎遠になったリベラル派のサセックス公爵であるハリー王子だ。クアドリビウム財団の共同設立者兼社長であるキャサリン・マードックは、FOXニュースの元後継者であるジェームズ・マードック(彼も環境活動家)の妻であり、気候活動家でもあるが、彼女もこのメンバー・リストに名前が載っている。
クアドリビウム財団は、「デモクラシー・ワークス」と呼ばれる極左組織の背後にいる出資者として記載されていた。「デモクラシー・ワークス」は、フェースブックとグーグルによる2020年の選挙戦略を考案するのに利用された。また、反トランプの元共和党下院議員ウィル・ハード(テキサス州選出)も同委員会のメンバー・リストに載っていた。
アメリカの支配階層は、トランプ前大統領が共和党で指導的な立場になるのを阻止しようと潤沢な資金をこうした民間の「研究所」やその「委員会」に投入しているようだ。また、SNS上における「誤情報やデマ情報」と対抗しようとする彼らの活動は、「第2のトランプ」の出現を阻止しようとする動きと見ることもできる。
支配階層が認めないネット上の意見や発言は、『誤情報やデマ情報』とレッテル貼りされ、今後ますます検閲される可能性がある。
BonaFidrをフォロー