ペンシルバニア州の地方選挙でドミニオン社の集計機械に共和党の投票用紙だけ読み込めないエラー発生——ドミニオン社から名誉毀損で訴えられているMyPillowのマイク・リンデルCEOは全米で選挙監査を行うため監査員を雇ったと発表
ペンシルバニア州で行われている地方選挙および予備選挙で、共和党の投票用紙だけがドミニオン社製の票集計機械でスキャンできない問題が発生したと、CBS系列の地元テレビ局KDKA2が5月18日(火曜)に報じた。
クリス・バーニー選挙判事によると、彼らは当初、すべての投票用紙で問題があると思い込んでいたが、その後、共和党の投票用紙にのみ問題があると判断した。
(太字強調はBonaFidr)
ペンシルバニア州ファイエット郡の選挙管理委員会は、同郡の複数の選挙区で、投票用紙をスキャンできないという同様の問題が報告されていることを確認している。
暫定の解決策として、ファイエット郡の選管スタッフたちは、有権者たちから投票用紙を回収してもその場でスキャンせず、票集計機械の背後に一時保管していると報じられている。
さらに同じ日、ペンシルバニア州のルザーン郡でも、ドミニオン社の投票機械にエラーが発生したと選管が報告した。ABC系列の地元テレビ局WNEPに語った有権者や政府関係者によると、共和党員である有権者が投票機械を利用しようとしたところ、画面に「公式・民主党員用投票」と表示されたという。キングスタウンシップの投票所は、この問題が発生したため投票を一時停止せざるを得なくなったことをKNEPに認めている。
ペンシルバニア州の地元ニュースサイトPA homepageは、この投票機械の表示問題が、ルザーン郡の共和党と無党派の有権者に発生したと報じている。
この報道を受けて、5月20日(木曜)、ドミニオン社は次のようにエポックタイムズ(英語版)の取材に回答したと報じられている:
ルザーン郡の選挙責任者は、投票機械の画面ヘッダー部分に限定的な表示エラーがあることを確認しました。しかし選挙責任者は、(電子投票を紙に印刷した)すべての投票用紙は「共和党・共和党予備選挙戦」というヘッダーが正しく印刷されていることを確認しました。・・・このことが混乱を招いてしまったことをお詫びいたします。
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一方、ペンシルバニア州でトランプ陣営の顧問を務めたグループが、ドミニオン社を相手取り新たな訴訟を起こしている。「Look Ahead America(意味:将来のことを考えるアメリカ)」が起こしたこの訴訟は、ペンシルバニア州の隣にあるオハイオ州スターク郡の選挙管理委員会が、ドミニオン社と不透明な契約を結んでいたとして提訴している。
訴状によると、スターク郡の選挙管理委員会は、2020年12月、ドミニオン社の投票機械を新規購入する承認を性急に行い、ドミニオン社に対して「不当な競争上または取引上の優位性」が与えられたと主張している。
また、寝具会社MyPillowのマイク・リンデル社長は、ドミニオン社から名誉毀損で訴えられているが、5月20日(木曜)に出演したスティーブ・バノン氏のネット番組の中で、2020年の米国大統領選挙で不正が行われたことがまだ知られていない他の州でも、選挙結果の監査を実施するため、全米で監査員を雇ったと明かしている。
監査を行うには、「州務長官・・・正直な州務長官でないといけないが、そして州司法長官、または州知事から許可をもらうだけでいい」とリンデル社長は語っている(以下の動画):
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