FBI捜査官らが1月6日の「議事堂襲撃事件」とミシガン州知事の誘拐未遂事件の計画と実行に関与していた可能性が高い——FOXニュースのタッカー・カールソン氏がRevolver Newsの調査報道を紹介
FOXニュースのタッカー・カールソン氏は、6月15日(火曜)に放送した自身の番組内でいくつかの衝撃的なニュースを報じた。その一つは、1月6日に発生した「議事堂襲撃事件」の計画にFBIが関与していた可能性が高いということ。そしてもう一つは、ミシガン州のグレッチェン・ウィットマー州知事(民主党)の誘拐未遂事件にも、FBIが同様に関与していたというものである。これらのニュースは、Revolver Newsが6月14日(月曜)に掲載した調査報道記事が元になっている。
カールソン氏は1月6日の「議事堂襲撃事件」について次のように疑問を投げかけている:
なぜ、あの日のことで私たちがわからない事実関係がこれほどたくさんあるのか?
なぜバイデン政権は私たちが知ることを妨げているのか?なぜこの政権は、1月6日にアメリカの国会議事堂で撮影された1万時間以上の監視テープをいまだに隠しているのか?その理由はいったい何なのだろうか?彼らはもっとオープンにしようと呼びかけているにもかかわらず・・・彼らはそのテープを今日、公開することができるのにそうしない。なぜだ?
そしてカールソン氏は、議事堂で起きた「暴動」に関する裁判資料を分析したRevolver Newsの記事を紹介し、同記事がこの事件において未起訴となった共犯者たちが連邦政府(FBI)の工作員である可能性が高いことを指摘していることを伝えている。
Revolver Newsは次のように報じている:
我々Revolver Newsは、1月6日に関して我々が数ヶ月にわたって行った調査から、一つのパターンに気がついた——特に起訴された者に関する訴状を綿密に調査した結果、そのパターンに気がついた。多くの起訴案件において、起訴された者を起訴する根拠となったまさにこのいわゆる「陰謀」において、不起訴となった共犯者の方がより攻撃的で悪質な参加者であるように見えるということだ。
なぜそのようなことが起こるのかという疑問がすぐに脳裏に浮かぶ。そしてその疑問から、ある特定の個人は連邦機関の秘密工作員または秘密情報提供者として1月6日の(議事堂襲撃)事件に関与していたために、起訴から守られているのではないかと考えざるを得ない。
(太字強調はBonaFidr)
この記事を紹介したカールソン氏は、次のように語っている:
政府は、アシュリー・バビットを殺害した警官だけでなく、1月6日に国会議事堂にいた多くの警察官たちの身元を隠していることがわかっています。政府自らが提出した裁判資料によると、これらの警察官は暴動に参加しており、時に暴力的な方法に及んでいます。私たちがそのことを把握している理由は、政府が、1月6日に国会議事堂にいたほとんどの人々を確実に裁判にかけているからです。彼らを見つけるために全国的な捜査が行われ、多くの人が今夜も独房に入れられています。しかし、不思議なことに、1月6日(の暴動)に参加した主要人物の何人かは起訴されていません。
これら裁判資料を見てください。政府はこうした人たちを「未起訴の共犯者」と呼んでいます。これはどういう意味でしょうか?それをお教えしますと、潜在的にすべてのケースで、彼らはFBIの工作員であることを意味しています・・・1月6日に国会議事堂で彼らが活動していたことを意味します。
例えば、これら「未起訴の共犯者」の1人は、 政府文書では「人物2」としか書かれていません。これらの裁判資料によると、「人物2」は、トーマス・コールドウェルと呼ばれる男性と同じホテルの部屋に滞在していました——彼(コールドウェル)は「反乱者」です。彼は、(極右組織と言われる)『オース・キーパーズ(誓いを守る者たち)』というグループのメンバーとされている男です。「人物2」も、1月6日にトーマス・コールドウェルと一緒に国会議事堂で「バリケードを襲撃」しました。
政府の起訴状によると・・・ちなみにコールドウェルは65歳の男性ですが・・・1月6日には「即応部隊」も参加するだろうと彼は信じ込まされていました。その即応部隊は、「人物3」と呼ばれる人物に率いられていると、コールドウェルは聞いていました。コールドウェルは、彼らとホテルの部屋を共有し、彼らの共犯者である人物です。
しかし、待ってください。興味深いのはここからです。「人物2」と「人物3」は、この暴動のまとめ役だったのです。政府は彼らが誰であるかを知っていますが、政府は彼らを起訴していません。それはなぜなんでしょうか?みなさんはその理由をわかっていますね。彼らはほぼ間違いなくFBIのために働いていた。
政府文書によると、1月6日の国会議事堂襲撃を組織していたのはFBIの工作員だったのです。そして、それはこの2人だけではありません。Revolver Newsは次のように報じています:
「『オース・キーパーズ(誓いを守る者たち)』の起訴状の中で、起訴されていない共犯者は20人以上おり、その全員がこの陰謀の中で様々な役割を果たしていた。しかし彼らは、これら起訴状に名前が記されている者たちと実質的に全く同じ活動——場合によってはもっと深刻な活動——をしていたにもかかわらず、起訴されていない」。
この夜のタッカー・カールソン氏の番組動画:
— The Columbia Bugle 🇺🇸 (@ColumbiaBugle) June 16, 2021
【訳】#スレッド 1月6日に関するRevolver Newsの記事についてタッカー・カールソンの番組は必見: 1月6日の起訴案件の中で未起訴の共犯者たちは、連邦政府が事前に知っていたことについて不穏な疑問を投げかける
.@DarrenJBeattie: "After seeing all of this you have to ask yourself: Does the national security apparatus do anything but conspire against the American people?" pic.twitter.com/vdMb8RfXgA
— The Columbia Bugle 🇺🇸 (@ColumbiaBugle) June 16, 2021
【訳】ダレン・J・ビーティー氏の発言:「アメリカ国民たちは、1月6日の真実について知る資格がある」。
ダレン・J・ビーティー氏の発言:「これら全てについて目にした後、あなた方はこのように自問しなければいけない:国家安全保障に関わる(政府)組織は、アメリカ国民に対して陰謀を企てるなど、いくらなんでもしていないよな?と」
マット・ゲイツ下院議員(フロリダ州選出・共和党)も、この番組を投稿している:
BREAKING: @DarrenJBeattie of Revolver News breaks down the involvement of FBI operatives who organized and participated in the January 6th Capitol riot. pic.twitter.com/t1UOnT5zgc
— Rep. Matt Gaetz (@RepMattGaetz) June 16, 2021
【訳】速報:Revolver Newsのダレン・J・ビーティーが、1月6日の議事堂暴動においてFBIの工作員たちがまとめ役となり参加していたことを分析している。
そしてRevolver Newsは1月6日の議事堂暴動について次の重要な疑問を投げかけている:
・FBI、司法省、国防総省、そしてネットワークニュース局が1月6日の議事堂襲撃の計画と実行に最も責任があるとレッテル貼りしている3つの主要な民兵組織(オース・キーパーズ、プラウド・ボーイズ、スリー・パーセンターズ)に対して、これら連邦政府機関、または当該政府機関の情報提供者たちは、1月6日に至るまでの1年間と1月6日当日、これら民兵組織にどの程度まで浸透していたのか?
・悪名を馳せたこの「(議事堂)包囲攻撃」の間、正確に何人の連邦政府の覆面捜査官や秘密情報提供者が議事堂周囲や議事堂内にいたのか?そして彼らはどのような役割を果たしたのか(単に受動的な情報提供者か、積極的な扇動者か)?
・最後に、1月6日の犯罪で起訴された者たちの起訴資料で言及されている未起訴の共犯者のうち、何人が連邦政府(FBI、陸軍対諜報、等)のための秘密情報提供者として、あるいは潜入工作員として働いていたのか?
そしてマット・ゲイツ下院議員は、FBIのクリストファー・レイ長官に対して説明を要求する書簡を6月15日(火曜)に送付している。
BREAKING: Congressman Matt Gaetz calls on FBI Director Christopher Wray to fully disclose the role and involvement of FBI operatives during the January 6th Capitol riot.
— Rep. Matt Gaetz (@RepMattGaetz) June 16, 2021
More details coming. pic.twitter.com/lviUHfhLyW
【訳】速報:マット・ゲイツ下院議員は、クリストファー・レイFBI長官に対し、1月6日の国会議事堂暴動におけるFBI工作員の役割と関与について完全に開示するよう要求する。
詳細は追って発表する。
このRevolver Newsの記事は、ミシガン州のウィットマー知事(民主党)の誘拐未遂事件に関わった13人のうち、少なくとも5人が連邦政府の潜入捜査官または情報提供者であったというのは真実であると報じている。
タッカー・カールソン氏は、この日の番組内容を「オピニオ記事:政府の捜査官たちが1月6日の議事堂暴動をまとめる手助けをした可能性がある」としてもFOXニュースのHPに掲載している。
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ロシアのプーチン大統領は、米露首脳会談後に開いた単独記者会見(以下)で、バイデン政権は1月6日の議事堂暴動に参加した人たちを不法逮捕していると批判した。プーチン大統領は、バイデン政権にとって「探られると痛い場所」をつかんでいるようだ。
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