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フェースブックの独禁法訴訟を棄却したのはオバマ元大統領に任命されたDS判事——腐敗したFBIによるFISA法の濫用を支援してきた人物

フェースブックの独禁法訴訟を棄却したのはオバマ元大統領に任命されたDS判事――腐敗したFBIによるFISA法濫用を支援してきた人物

ジェームズ・ボースバーグ判事(Photo: Public domain )

今週、フェースブックに対して起こされていた反トラスト法訴訟が棄却された。

 

ロイター通信は6月28日(月曜)、次のように報じている:

米連邦取引委員会(FTC)が米交流サイト大手フェイスブック(FB)を反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いで提訴していた裁判で、首都ワシントン連邦地裁の判事は28日、同社に写真共有アプリ「インスタグラム」や通信アプリ「ワッツアップ」の売却を求めるFTCの主張は「法的に不十分」とし、棄却する判断を示した。

これを受けてフェイスブック株は4%超上昇、時価総額は初めて1兆ドルを突破した。

判事は、FBが交流サイト市場で独占的な地位を築いているという主張をFTCは証明できなかったとした。FTCは7月29日までに新たな訴状を提出できる。

さらに、複数州が昨年12月、FBを相手に起こしていた訴訟についても、何年も前の買収について異議を唱えることはできないとして、棄却する判断を下した

(太字強調はBonaFidr)

 

ロイター通信は、この「首都ワシントン連邦地裁の判事」について氏名すら報じておらず、今回の棄却が政治的な動機によって下されたものであることに全く触れていない。

 

今回の反トラスト法訴訟を棄却したのはオバマ大統領(当時)に任命されたジェームズ・ボースバーグ判事

 

ボースバーグ判事は、トランプ前大統領に対する「ロシアゲート疑惑」の証拠を捏造したとして有罪を認めたFBI弁護士(当時)であるケビン・クラインスミスに対して、執行猶予の判決を下し、彼の重罪行為を不問に付すような判決に米国内で大きな反発が起こっていた。

 

【訳】恥をさらしたFBI弁護士のケビン・クラインスミスが、執行猶予を言い渡された。

 

CIAのメールを改竄し、FBIの上司に嘘をつき、FBI/司法省が外国諜報活動偵察法(FISA)裁判所に嘘をつく原因を生んだのに: 執行猶予!

 

今日のメッセージ:私たちは道化の世界に住んでいる。🤡

 

さらにボースバーグ判事は、2020年初頭にFBIが不正濫用しているこの「外国諜報活動偵察法(FISA)裁判所」の主任判事に任命されていた。その時、ボースバーグ判事が最初に行ったことの一つが、オバマ時代の国家安全保障担当トップであったデビッド・クリス氏を、FBIが行うFISA申請プロセス改革を検討するために任命したことだった。(デビッド・クリス氏は反トランプの活動家とも言われており、ブログサイト「Lawfareblog」で共和党のデビン・ニューネス下院議員やトランプ大統領についてデマ記事をいくつか書いている。)

 

オバマ大統領の任期中に、FBI内部にいるオバマ一派がFISA法を破ってトランプ大統領候補(当時)などを違法にスパイしていたことから、ボースバーグ判事がデビッド・クリス氏をFISA申請プロセス改革を進めるために任命したことは懸念を生んでいた。

 

そしてフェースブックに対して起こされていた反トラスト法訴訟は、当初、クリス・クーパー判事が担当していたが、今年1月、クーパー判事はボースバーグ判事に担当を変更するよう要請した。各州がフェースブックに対して起こした反トラスト法訴訟を1件の訴訟に統合するためであると報じられているが、なぜクーパー判事が担当を続けず、ボースバーグ判事に引き継がれたのかについては詳しく報じられていない。クーパー判事も2014年にオバマ大統領(当時)によって任命された裁判官

 

このように政治的な判決を次々と下してきたボースバーグ判事が、フェースブックに対する反トラスト法訴訟を棄却したのは全く不思議ではないと保守系メディアのゲートウェーパンディットは指摘している

ボースバーグがこの判決の背後にいることは驚くに値しない。 フェースブックはディープステート(DS)の持ち物(*)であり、選挙や保守的な思想の検閲に利用されている。 フェースブックのような巨大SNS企業の助けがなければ、アメリカ人を監視することはできない。フェースブックは選挙に関与し、保守的なメッセージを検閲する一方で、左翼共産主義者のゴミ(のようなアジェンダ)を押し付けている。

(太字強調は原文のまま。)

(*「持ち物/資産(asset)」には「スパイ」や「目的達成のために役立つ人・もの」の意味もある。)

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