大統領選で接戦州の一つとなったウィスコンシン州で二重投票した男性を検察が起訴——これまでに全米で不正選挙の容疑で逮捕・起訴された事件まとめ
2020年の米国大統領選挙で、不在者投票を2回行ったウィスコンシン州の男性が、4件の重罪で検察に起訴された。AP通信が7月19日(月曜)に報じた。
マイケル・レイ・オーバーオール被告(64歳)は、AP通信の取材に対し、2回投票してしまったことは意図的ではなく、間違いだったと主張している。
▼オーバーオール被告が主張している有権者登録および投票のタイムライン:
- 2007年:ウィスコンシン州セントクロイ郡で1回目の有権者登録
- 2019年:持ち家を売却
- 2020年5月:同州ロック郡のベロイト市に引っ越し、そこに運転免許証の住所を更新
- 2020年10月:セントクロイ郡の不在者投票用紙を申請するが、それがイリノイ州ロックフォードの住所に郵送される
- 2020年10月12日(約1週間後):セントクロイ郡スター・プレーリーの住所を使って不在者投票用紙に署名し投函→選挙日当日前に集計所に到着
- 2020年10月13日:ウィスコンシン州ロック郡のベロイト市の住所を使って2回目の有権者登録
- 2020年10月27日:ロック郡ベロイト市にある投票所を直接訪問し、不在者投票用紙を使って投票。その際、ロック郡の投票所スタッフは、彼がセントクロイ郡で行った不在者投票用紙の申請はキャンセルされると説明した。オーバーオール被告は、セントクロイ郡の不在者投票用紙を記入した記憶はあるが、それを投函したことは覚えていないと主張。
オーバーオール被告は、現在、資格を持たない者による投票、選挙管理者への虚偽情報の提供、複数の場所での有権者登録、および複数回の投票の罪に問われている。
それぞれの容疑は第1級の重罪で、1万ドルの罰金と最長3年半の懲役、またはその両方が科せられる。
Voter fraud charges brought in St. Croix County, 2nd Wisconsin case from 2020 election https://t.co/tkfjjYmG6B via @pioneerpress
— Sharky Sarah (@s3bland57) July 20, 2021
【訳】セントクロイ郡で不正投票が起訴された。2020年選挙においてウィスコンシン州では2件目となる不正投票の起訴。
トランプ前大統領は、就任当時から不正選挙が横行していると警鐘を鳴らしてきたが、オールドメディアや民主党、そして司法省までそれを完全否定してきた。ビッグ・テック企業は不正選挙に関する投稿をいまだに検閲し言論統制を行なっている。
しかし全米で次々と不正選挙を行った容疑者たちが逮捕・起訴されている。
▶︎ノースカロライナ州の連邦検察官は、現在進行中の有権者詐欺に関する捜査で、2016年の大統領選挙で違法に投票したとされる2人を含む24人を追加で起訴したと発表している。
▶︎イリノイ州デュページ郡の州検察官事務所は、2020年の総選挙に関連して、5人の人物を重罪の選挙詐欺で起訴した。州検察官事務所によると、5人全員が選挙コードに関連した偽証罪の重罪1件で起訴されている。
▶︎テキサス州では治安判事ら4人が逮捕され、150件の有権者詐欺の容疑をかけられている。
Justice of the Peace, 3 Others Arrested on 150 Counts of Voter Fraud in Texas.
— Sooner (@Sooner45057541) March 1, 2021
I thought they said there was no voter fraud? https://t.co/9I0zSePnCT
【訳】テキサス州で150件の有権者詐欺の容疑で治安判事と他3人が逮捕される。
彼らは不正選挙は一切なかったと言ってたんじゃなかったっけ?
テキサス州メディナ郡の治安判事であるトマス・ラミレスが逮捕され、組織的な選挙詐欺容疑1件、郵便投票用紙による投票を支援した容疑1件、そして投票用紙または投票用紙用封筒の不法所持容疑17件の罪に問われている。
ラミレス被告は、テキサス州バンデラ市の大陪審が2月9日に彼と、レオノール・リバス・ガルザ被告、エヴァ・アン・マルティネス被告、そしてメアリー・バルデラマ被告を起訴した後に逮捕さた。
ガルザ被告、マルティネス被告、バルデラマ被告はそれぞれ、組織的な選挙詐欺の罪で1件、違法投票、投票用紙や投票用封筒の不法所持、選挙詐欺などの罪で複数件起訴されている。
ラミレス被告は、2018年にメディナ郡の治安判事に選出されたが、逮捕・起訴後に容疑を鑑みて職務停止となっている。
一方、今年のNFL の優勝決定戦「スパーボウル」で優勝したタンパベイ・バッカニアーズが、7月20日(火曜)、ホワイトハウスに招待された際、同チームのスターQBプレイヤーであるトム・ブレイディー選手が、2020年大統領選挙で不正選挙が行われた疑惑を多くの人たちが信じていることになぞらえて、「まだ40%の人たちは私たちが勝ったとは思っていない」とジョークを飛ばす一幕があった。その時のジョー・バイデンの反応と合わせて話題となっている。
https://twitter.com/Breaking911/status/1417524218523262977?s=20
【訳】ホワイトハウスでトム・ブレイディー:「多くの人たちが私たちに勝てる可能性があったとは考えていないし、実際、いまだに40%の人たちは私たちが勝ったとは思っていません」。
バイデン大統領:「その通りだと思うよ」。
ブレイディー:「大統領、あなたはその通りだと思っているのですか?」
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