メキシコ大統領が子供へのワクチン接種を拒否:「利益優先の製薬企業の言いなりにはならない」——ネット上では同大統領の身の安全を心配する声
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は、大手製薬企業に屈服することを拒否し、子供たちに新型コロナワクチンを接種することを拒否すると今週放送されたテレビ演説で語った。
誰もが 勘付いていても、忖度してあえて口にしないことを、メキシコの大統領がテレビ演説で臆面なく発言したとして、ネット上で話題となっている。しかしオールドメディアは、メキシコ大統領のこの発言をほとんど報じていない。
今週初めに放送されたテレビ演説で、オブラドール大統領は、子供たちに新型コロナワクチンを接種するメリットがあることを科学界が実証するのをメキシコ政府はまだ待っている状態であると語った。
オブラドール大統領は、決定的な証拠が提示されるまで、メキシコは子供たちへのワクチン購入を拒否すると国民に向けて語った。また、製薬会社は、新型コロナワクチンで記録的な売上を上げているにもかかわらず、医療上必要とされることを保証するよりも、利益を上げることに重点を置いているようだとも述べた。
オブラドール大統領は演説の中で次のように語っている:
私たちは注意する必要がある。なぜなら、製薬会社が利益を上げたいと思っているのは明らかであり・・・ワクチンを誰彼構わず売り続けたいと思っているのは明らかだからだ。
しかし、私たちは優先順位をつける必要がある。彼ら(子供たち)にワクチンが必要かどうかを見極める必要がある。
「3回目の接種が必要だ」、「4回目の接種が必要だ」、「子供たちにワクチンを接種しなければならない」・・・と私たちに命令する大手製薬会社に屈服しないようにしないといけない・・・
また、同じテレビ演説に登壇したウゴ・ロペス-ガテル保健省次官は、未成年者へのワクチン接種が「必須」であることを示す「科学的証拠はない」と断言した。
このテレビ演説の動画の一部は、英語字幕がつけられてネットに投稿されている:
BOOM! 💥
— Wake Up From COVID (@wakeupfromcovid) July 30, 2021
A PRESIDENT addressing the elephant in the room in the most cautious way, so as not to become a target.
Viva México! 🇲🇽 pic.twitter.com/LZGQ9LUJ05
【訳】ボムッ!💥
大統領は、標的にならないように最も慎重な方法で「部屋の中の象」(*)について演説している。
ビバ・メヒコ! 🇲🇽
(*「部屋の中の象(elephant in the room)」とは、「誰もが認識しているが、口に出さず無視している重要な問題や事実」を指す。)
オブラドール大統領が、大手製薬企業に向かって「王様は裸だ!」と、他の国の首相たちが恐れて口にしないことをテレビ演説で語ったことを受けて、ネット上には様々な興味深い反応が寄せられている:
And the next president to mysteriously die is….
— Danny Lewis (@deehinja) July 31, 2021
【訳】そして、謎の死を遂げる次の大統領は・・・
Hope he'll be ok. It hasn't gone well for other leaders who've questioned the narrative.
— ogletwirl (@ogletwirl) July 31, 2021
【訳】彼の今後の無事を祈るよ。この(新型コロナやワクチンの)筋書きに疑問を呈した他の首脳たちは、良い終わり方をしていない。
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