タリバンは米国人が乗った飛行機の離陸を妨害/米国人を「人質」に見返りを要求——「取り残された米国人の一部はバイデンのせいで亡くなるだろう」=マリン下院議員/「アフガニスタンはこれから内戦に突入する可能性が高い」=ミリー統合参謀本部議長
米下院外交委員会の有力共和党議員であるマイケル・マコール議員は、9月5日(日曜)に出演したFOXニュースの番組で、タリバンが出発準備の整った6機の飛行機が離陸するのを妨害してアメリカ人を「人質」にしていると語り、その理由は、彼らが「何か見返りを求めている」からだと語った。
マコール議員は次のように語っている:
私たちはマザリシャリフ空港に6機の飛行機を確保しています。私がこう話をしている間にも、アメリカ人が乗った6機の飛行機が待機しています。また、これら(アフガン人の)通訳者たちも乗っています。しかしタリバンはまさに今、見返りを求めて、彼らを人質にしているのです。・・・
国務省はこれらのフライトを許可しましたが、タリバンは彼らを空港から出発させようとしません。
マコール議員が出演したFOXニュースの番組動画:
https://twitter.com/FoxNewsSunday/status/1434518364597198850
【訳】飛行機の中で足止め:マコール下院議員は、アフガニスタンのマザリシャリフ国際空港では、アメリカ人とアフガン人の通訳者たちがタリバンの人質として数日間拘束されていると語っている。#FoxNewsSunday
また、9月3日(金曜)にFOXニュースに出演したマークウェイン・マリン下院議員(共和党)は、アフガニスタンに取り残されたアメリカ人の中にはバイデン大統領のせいで死ぬ人もいるだろうと語った。もし彼らが死んだら、「彼の手は血で染まる、つまりバイデン大統領の手ということです。それは彼のせいだと、私は心の底からそう思う」と語った。
マリン議員は、アフガニスタンからの米軍撤退に伴い、バイデン政権によって取り残された米国人を救うために、隠密にアフガニスタンへ入国していた。
マリン議員が出演したFOXニュースの番組動画:
一方、パシュトー語を話す男が上官に、アメリカに協力したアフガン人のリストに載っている「全員を狩る」許可を求めている音声を、エポックタイムズ(英語版)が独自入手したと9月2日に報じている。エポックタイムズが入手したこの録音は、「8月31日に国防総省の元アフガン人通訳(現在は米国市民)の家族に送られたもので、この家族は同国に取り残されている」と伝えている。
そしてマーク・ミリー統合参謀本部議長は、9月4日(土曜)、ドイツのラムシュタイン空軍基地で行われたFOXニュースのジェニファー・グリフィン記者との独占テレビ・インタビューで、アフガニスタンは今後、内戦に突入する可能性が高いと語っている:
私の軍事的な評価では・・・内戦の条件が整う可能性が高いだろう。・・・
タリバンが権力基盤を固め、統治を確立できるかどうかはわからない。
少なくとも、より広範な内戦が発生する可能性は非常に高いと思う。そして、その内戦は、現実的に、アルカイダの再結成やISISやその他の無数のテロリストグループの成長につながるような状況につながるだろう。
ミリー統合参謀本部議長へのFOXニュースのインタビュー動画:
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