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オールドメディアが伝えない海外のニュース

プロジェクト・ベリタスで組織内クーデター発生 創設者ジェームス・オキーフ氏が追放の危機——世界を揺るがした潜入取材動画を公開した直後の事態に批判殺到

ジェームス・オキーフ氏(Photo courtesy of Gage Skidmore)

先月1月25日、世界で3000万回以上視聴された潜入取材動画を公開した独立ジャーナリスト集団のプロジェクト・ベリタスで、組織内クーデターが発生した。取締役会は、米国時間の2月8日(水曜)、創設者で会長のジェームス・オキーフ氏を有給休暇扱いにし、指導者の立場から彼を追い出そうとする動きがあると、雑誌「ニューヨーク」のIntelligencerが同日報じた

Intelligencerによると、同団体のエグゼクティブディレクターは、オキーフ氏が「彼が取るに値する数週間の有給休暇」を取るということを伝える社内メッセージでこのニュースを従業員に知らせたという。

これまでプロジェクト・ベリタスについては敵対的買収に関する報道が広範に行われてきたことから、単なる社内クーデターではなく、より陰湿な駆け引きが行われている可能性が指摘されている。今回の「社内クーデター」の動きは、先月プロジェクト・ベリタスが3本の潜入取材動画を公開した直後に発生した。これら動画は、プロジェクト・ベリタスが活動を開始して以来、最大のスクープ映像となっている。

【訳】出典:「取締役会は、6時間半にわたってジェームスと格闘し、そこで彼を絶えず嘲笑と侮辱の対象とした。 ティルマンド、オハラ、そしてヒンクリーの要求で。

「10人ほどの社員が、ジェームスに対する不満をぶちまけたが、その内容は、ジェームスが仕えるのが厳しい上司であるということに尽きる。 この6時間の闘争の末に、ティルマンドと同僚の取締役員ジョン・ガーベイは、彼を休職に追い込み、すべての権限を彼から剥奪した」。

「文字通りスターリン風のカンガルー裁判(つるし上げ)だった。 私にとってとても意味深であるのは、誰も次のことを理解していないようだということ――ジョン・ガーベイと他の役員たちは、それを止めるために何もしなかったということ。マット・ティルマンがすべて仕組んだ。このfuxxking6時間ずっとね」。

プロジェクト・ベリタスがP社の腐敗を暴露した最高の瞬間があった直後に、このことが起きた。私の情報源の人物は、これは非常に疑わしいタイミングだと考えている。  

史上最大の勝利(大スクープ)の直後に、創設者を解雇するか?

プロジェクト・ベリタスは、この状況を説明しなければならない!!!

プロジェクト・ベリタスの役員会は米国時間の10日(金曜)に開かれる予定で、そこでオキーフ氏を追放する可能性が議論されると、1人の関係者がIntelligencerに語った。

クーデター勃発のニュースが流れると、各方面から猛烈な反発が起きている。

Human Events編集者のベン・キュー氏:

【訳】オキーフが深く関わった史上最高のジャーナリズム調査の1つをプロジェクト・ベリタスが祝った数週間後に、彼が追い出されるとしたら、絶対的な狂気だ。

キャンディス・オーウェンズ:

【訳】ジェームス・オキーフのいないプロジェクト・ベリタスは存在しない。私はこの組織に寄付している者として言うが、もっと重要なのは、彼が長年にわたってプロジェクト・ベリタスにすべてを注ぐのを見てきた同僚としてこれを言う。

資金と支援者はジェームスの後に続くでしょう。

プロジェクト・ベリタスの取締役会は、炎上を煽った「企業メディア」に責任を転嫁し、こうした反発への反論を掲載して火消しに躍起となっている。

【訳】今日の報道に対するプロジェクト・ベリタスの公式回答

企業メディアが私たちの組織についてどのように描こうとしているかにかかわらず、このことを知っておいてください――私たちは、今ほど私たちの使命に意欲的かつ献身的に取り組んでいる時はない。

しかし、ジェームス・オキーフ氏のファン、支援者、そして同僚ジャーナリストたちは、この回答に納得いかなかったようだ。

【訳】爆笑 ジェームス・オキーフ「が」プロジェクト・ベリタスだ

ジェームス・オキーフのいないプロジェクト・ベリタスなんてどうでもいい。

【訳】🙏 #JamesOKeefe と共に立ち上がろう

【訳】ジェームス・オキーフをプロジェクト・ベリタスから取り除けば、プロジェクト・ベリタスはなくなる。

【訳】

拝啓 

プロジェクト・ベリタス御中、

もし、あなた方会社人間タイプが本物のジャーナリズムに我慢がならないから、あるいはP社に忠誠を誓ったからという理由で、プロジェクト・ベリタスの創設者であり会長であるジェームス・オキーフが追い出されるのだとしたら、私たちはジェームス・オキーフの後を追うでしょう。そしてあなた方は、空っぽの抜け殻と化すでしょう。-VJ

 

これに似たケースとして、新興オンライン・ニュースメディアのThe Interceptが、そこを共同設立したグレン・グリーンウォルド記者を、実質上、追い出したケースが記憶に新しい。

スノーデンの内部告発をスクープ報道したグレン・グリーンウォルド記者、ジョー・バイデンを批判する記事を編集者に検閲されたためThe Interceptを退社

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