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オールドメディアが伝えない海外のニュース

全米の45歳未満の“超過死亡”は43%の急増(2022年12月期)エドワード・ダウド氏が保険数理士協会の速報値を公表——「2023年1月、2月期はこれよりも悪くなると聞かされている」

2月末にFOXのインタビュー番組"Tucker Carlson Today"に出演したエドワード・ダウド氏(Screenshot via FOX News)

エドワード・ダウド氏は、米国時間の2月28日(火曜)、保険数理士協会(Society of Actuary:SOA)がまとめた2022年第4四半期の超過死亡を公表した。それによると、2022年12月期の45歳未満の死亡者は、基準値(ベースライン)より43%も増加したことが判明した。(ブラックロックの元株式ポートフォリオマネジャーであるダウド氏については、本サイトで過去に何度か紹介している。)

 

これは驚くべき数字であり、同年10月期の45歳未満の超過死亡率が13%だったのに比べると、それを大幅に上回る数字となっている。

 

ダウド氏によるツイート:

【訳】🚨🚨 スレッドです:保険数理士協会(SOA)による団体生命保険(*)の請求(個別単位)に関する超過死亡数の速報値。基準値(ベースライン)に対する第4四半期の月別の超過死亡数の速報値。(正式な)報告書は5月に出る。

                   10月 11月 12月

0-44歳 13% 21% 43%

45-64歳  4% 16% 35%

(2023年)1月、2月は、(2022年)12月より高いと聞かされている。

私たちウォール街では、これを加速と呼んでいますが、これは大問題です。

出典:業界のインサイダー

さらに、このインシデント・レポートには、「(死因)その他全て/不明」のカテゴリーがあり、その2020年、2021年、2022年の基準値(ベースライン)を上回る(超過死亡)が、以下のように記載されています。

2020年: 9%

2021年: 10%

2022年: 30%

つまり、「原因不明(**)」(の超過死亡)です。

(*団体生命保険とは、ある程度規模の大きな雇用主や、協会や労働団体などの大規模な組織が、その社員や会員に提供する生命保険。月々の掛け金が1~3ドル程度とかなり安価で、特定の従業員には無料になることもあり、全米にかなり普及している。出典

(**エドワード・ダウド氏が最近出版した書籍のタイトルが、カギカッコきの「『原因不明』(“Cause Unknown”)」。)

 

昨年3月、人気ネット番組War Roomに出演したダウド氏は、25歳~44歳の米国ミレニアル世代は、2021年の最後の4カ月間に超過死亡率が84%増加するという記録的な事態に見舞われたと語っていた。

 

2022年8月の最新データでは、ミレニアル世代の超過死亡率は36%であるとダウド氏は明らかにしている

 

先週、FOXニュースのタッカー・カールソン氏のインタビュー番組『タッカー・カールソン・トゥデー』(以下の動画)に出演したダウド氏は、彼と彼のチームが調査している「原因不明」の超過死亡や、健康だった就労人口の間で新規の障害者数が急増している現象について、次のように語っている:

(この間に)変わったのは、集団予防接種キャンペーンとその義務化だけです。

 

 

そして保険数理士たちは、急増する超過死亡と障害者により、病院は今後ますます逼迫し、財政難に陥るだろうと懸念している。

【訳】2023年末までに、とある1つの州にある病院制度が驚異的な損失を出すと私は聞かされています。

あなたの州の病院制度と資金に関する逸話や内部情報を、以下に自由にコメント投稿してください。

この呼びかけに対して、近所で救急車のサイレンをよく聞くようになったというコメントが複数寄せられている。

【訳】@Melchizedek1972 エドさん、私が知っているのは、南フロリダでは救急車と消防隊がほぼノンストップで走っているということくらいだけです。こんなにたくさん走っているのなんて今まで見たことがない!

@DowdEdward 私がいるここでも同じです。

【訳】私は自宅で仕事をしていますし、ホームスクールもしているので、だいたい一日中家にいます。

 

私が10年間住んでいるここイスラエルの一角では、通常、週に数回、救急車のサイレンを聞くという程度でした。

 

それが、ここ1年+で、1日に34回以上サイレンが聞こえるようになり急増しています。

【訳】アリゾナ州でも同じです。

病院で毎日のように患者を診ています。

現在、医師たちは個人用のAEDを持っています。

私たちも1つ持っています。いつ必要になるかわからないですから。仮に必要になる場合のため、ではなく、いつかは必要になるから、です。

皆さん、お気をつけください。

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