ビル・ゲイツ氏、「気が狂ったものが好きな人にはパーラーがお似合い」——パーラー(Parler)のような新興SNSプラットフォームは「民主主義にとって脅威」と主流メディアとエリート層が批判キャンペーン
全米で保守の視聴者たちが「裏切り者」のFOXニュースからNewsMax TVに大脱出しているように、長年フェースブックやツイッター、ユーチューブなどで言論検閲を受けてきたアメリカの保守派や、個人的な自由を重んじるリバタリアン(リバタリアン党はアメリカの第三極)の人々は、言論の自由を求めて新しいプラットフォームへ大脱出を行っている。
新しいSNSプラットフォームの中でも、過去2週間で最もダウンロード数が多いアプリがパーラー(Parler)である。
当然のように、主流メディアや左翼の過激主義者たちはこれに激怒している。長年、不当な言論検閲を受け、時には完全にアカウントが凍結・削除されてプラットフォームの利用ができなくなった人たちに対して、彼らが新しい新天地を探し出すと、それは「民主主義にとって危険だ」と言う。なぜなら、保守派とリバタリアン党の支持者たちが「ファクト・チェック」を受けない言論の自由を手に入れてしまうからである——これは正気の議論ではない。
しかし大富豪のビル・ゲイツ氏も、パーラーのことを快く思っていないことを公の場で口にした。11月17日(火曜)、ニューヨークタイムズ紙が主催した「ディール・ブック・サミット」に参加したゲイツ氏は、次のように語っている:
もし誰かがパーラーを訪れるとしたら、彼らは「自分が気が狂ったものが好き」と言っているのと同じだ。もしあなたがホロコーストを否定したいのなら、あなたにはパーラーがお似合いだ。
パーラーやギャブ、MeWe、ランブルなど、ツイッターやフェースブック、ユーチューブに取って代わる恐れがある新たなSNSプラットフォームの出現に対して、ビル・ゲイツ氏のような富と権力を持つエリート層や、左派メディアのニューヨークタイムズ紙やワシントンポスト紙、VICE といった主流メディアは総攻撃をしかけている。
例えば、CNNに出演したコメンテーターたちは次のように恐怖を煽り立てて批判している:
「パーラーと呼ばれる新たなSNSアプリがあり、非常に注目を集めている。なぜなら、保守たちがパーラーに行くと言い残し、ツイッターとフェースブックを脱出しているからだ。彼らはパーラーが彼らにとって安全な場所であると信じている。私たちが目撃しているのは、右翼メディアにおける「防空壕メンタリティー」がますます高まっているという状態だ。最終的に、これはこの国にとっては良いことではない」。
「その通り、良いことではありません。これは民主主義に対する脅威です。これらの人々は、(自分たちが聞きたいことだけが聞こえる)反響室にいて、本質的に嘘まみれの食事が与えられている」とパメラ・ブラウンは返事した。
これはどこかで聞いたことがあるメッセージではないか?そう、全米のアナウンサーが異口同音に口にしたこのメッセージだ:
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