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Apple共同設立者スティーブ・ウォズニアック氏の警告:Facebookをすぐに削除しろ!

Appleの共同設立者であるスティーブ・ウォズニアック氏は、彼のFacebookアカウントを昨年削除した。そして今、手遅れになる前に、彼と同じようにFacebookアカウントを削除するよう世間に向けて警告している。

アメリカのテレビ番組TMZがワシントンDCの空港でウォズニアック氏に直撃インタビューし、(彼がFacebookアカウントを削除した理由について)Facebook、インスタグラム、そしてその他のSNSプラットフォームでプライバシー侵害の被害に遭ったのかと質問した。

ウォズニアック氏は、SNSプラットフォームが私たちのプライベートな会話を盗み聞きしていると回答し、ソーシャルメディア上にはプライバシーが欠落しているため、ほとんどの人たちは彼らのアカウントを削除するべきだと答えている。

さらにウォズニアック氏はTMZに次のように答えている:

「いろいろな種類の人がいるので、プライバシーを犠牲にしてでもFacebookを使う価値があると考える人はいる。

しかし、多くの人、つまりほとんどの人は私と同じで、Facebookを止める方法を見つけるべきだ」。

 

ウォズニアック氏は、現時点では巨大なIT企業にプライバシー侵害をやめさせる手立てはないと言う。

 

「ユーザに関する全てのこと、今ではレーザーで心拍も測れる時代なわけで、いろいろな端末を使って巨大IT企業はユーザの会話を盗み聞きすることができる。今この瞬間も、私の携帯電話がこの会話を聞いていないと誰が断言できるだろうか?(アマゾンのAIスピーカー)アレクサは、すでに数多くのニュースになっている。

 ユーザは、自分たちの会話が誰にも知られていないプライベートなものだと思いながら会話をしている。だから私は心配している。ユーザはまさか自分たちの会話が盗聴されているとは思っていないのだから。しかし、盗聴を止めることはほぼ不可能だ」。

 

 

ウォズニアック氏の解決策はこうだ。ソーシャルメディア企業はユーザに、プレミアム・プランの選択肢を提供し、お金を払うユーザには彼らのデータをより安全に扱うオプションを与えるということだ。

 

「ユーザは、自分たちのプライバシーは一定レベルで守られていると思っているが、現実はそうではない。SNS企業はなぜ私に選ぶ権利を与えてくれないのか?私のデータやプライバシーをより安全に扱ってくれるなら、私はお金を払ってもいい。そしてお金を払わないユーザーのデータはすべて広告主に提供するとすればいい」。

 

ウォズニアック氏は、この4月、USA Today紙にも書簡を送り、Facebookはユーザが自ら提供した個人情報を広告主と共有することで大儲けをしていると語っている。

ウォズニアック氏はプライバシー保護と引き換えに、Facebookにお金を払うことを惜しまないと言う。さらに、Appleは「優れた製品で利益を上げており、ユーザを犠牲にしていない。Facebookにとって、彼ら自身が言っているように、ユーザそのものが彼らの商品なのだ」。

イギリスではすでに「Facebook離れ」が起きている。イギリスのThe Telegraph紙が報じた内容によると、2018年6月からの12ヶ月間で、イギリス国内のFacebookユーザ数は38%減ったという。

彼の動画はここで視聴できる。

 

Screenshot from TMZ’s YouTube

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