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マイケル・ブルームバーグ元NY市長が今週大統領選に正式出馬とNYタイムズ紙が報道

Michael Bloomberg

先月、「マイケル・ブルームバーグ氏が2020年大統領選挙への出馬を示唆:バイデン元副大統領にウクライナと中国との汚職疑惑が報じられる中」と本サイトでも報じていたことが現実になってきた。元NY市長のマイケル・ブルームバーグ氏が、アラバマ州で2020年大統領選挙に民主党から立候補するための正式な書類を今週、提出する予定であるとNYタイムズ紙が本日報じた

 

ビリオネアーの富豪として知られているブルームバーグ氏は、同じ中道派のバイデン元副大統領にとって「憂慮すべき、即効性のある脅威」とNYタイムズ紙は報じている。バイデン元副大統領は、長期間にわたって民主党候補者たちのトップを走ってきたが、ウクライナの天然ガス会社や中国政府からの汚職疑惑が報じられ、支持率が急落している。また、バイデン氏の発言が精彩に欠くことなどから、彼の年齢について心配する声も上がっており、バイデン氏は選挙活動資金をうまく集められず伸び悩んでいるとNYタイムズ紙は報じている。

 

ブルームバーグ氏は、過去の大統領選でも出馬を匂わす発言を繰り返してきているが、大統領選挙レースに正式に参加するという決定は行ったことがなく、投票用紙に彼の名前が記載されたことはない。しかし今週、正式に大統領選挙への出馬を登録することになる文書を提出すれば、彼が初めて正式な大統領選挙を始めるための第一歩となる。アラバマ州で開かれる予備選挙はアイオワ州のように早くはないが、投票用紙に立候補者として名前を連ねるための登録締め切りは今週金曜となっている。

 

ブルームバーグ財団の支援者であり、民主党の政治戦略家のハワード・ウルフソン氏は、本日、次のツイートを発信している:

 

【訳】マイク(ブルームバーグ)は、ドナルド・トランプが私たちの国にかつてない脅威をもたらしていると確信している。2016年、彼(ブルームバーグ)は、民主党大会で、トランプ大統領誕生の危機について発言していた。

 

もしマイクが出馬すれば、民主党支持者にとって新たな選択肢をもたらすことになる。彼は、アメリカ最大の都市を運営したユニークな経歴があり、ゼロからビジネスを立ち上げ、また大きなインパクトをもたらすフィランソロピストとしてアメリカにとって最も困難な課題のいくつかについて挑戦している。

 

民主党からの代表指名を獲得する候補者は誰になるかを賭けの対象としたサイトPredictIt によると、早速、ブルームバーグ氏が第5位に躍り出ている。

 

(Screenshot via PredictIt)

 

NYタイムズ紙は、「もしブルームバーグ氏が選挙キャンペーンを開始すれば、民主党候補者たちによるレースに地殻変動をもたらす」と指摘しており、さらに次のように報じている:

 

しかしブルームバーグ氏は、他の意味でも選挙レースの形を変えうる。民主党候補者たちの間で行われている経済的格差や企業の力に関するこれまでの議論をさらに一層激化させ、民主党内で人気の高まっている、エリザベス・ウォーレンやバーニー・サンダースに主導されるポピュリストの左派に対して格好の批判のネタを与えることにもなる。彼らは、極端な富裕層がすでに政治に対する巨大な影響力を行使していると強く主張している。ブルームバーグ氏は、すでにウォーレン議員やサンダース議員が支持する特定の政策について不満を繰り返し表明している。

 

エリザベス・ウォーレン議員は、早速、ブルームバーグ氏の大統領選参加のニュースを「歓迎」するツイートを発している:

 

【訳】選挙レースへようこそ@MikeBloomberg!勤労者たちに対して大きな変化をもたらす政策案(ちなみにこの政策案はとても評判がいい)について模索しているのなら、ここから始めて:https://elizabethwarren.com/calculator/ultra-millionaire-tax?source=soc-WB-ew-tw

 

ウォーレン議員がツイートしているサイトでは、彼女が掲げている富裕税について、ビリオネア(10億ドル以上の資産を持つ富豪)が実際にいくら税金を払うことになるかを計算できる。

 

ブルームバーグ氏が正式な書類を提出するまで彼の出馬は正式ではないが、極左の候補者であふれていた民主党候補者たちの間で、バイデン元副大統領以外の中道派の有力候補者が登場することは、民主党の選挙レースを根底から塗り替える「地殻変動」を引き起こすことは間違いない。

 

さらに、自身がビリオネアであるブルームバーグ氏が、貧富の格差を解決するためにどのような政策を掲げるのか興味深いところだ。ひとまず、ブルームバーグ端末の利用料を全員に無料にして欲しいところだ。

 

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