チャイナはこのウイルスの感染拡大を故意に起こした可能性がある:トランプ大統領が記者会見で示唆
【4月18日(土曜)|ワシントンDC】トランプ大統領は、ホワイトハウスで開かれた定例記者会見で、チャイナが意図的にCOVID-19(武漢ウイルス)のアウトブレークを引き起こした可能性があるとの見方を示した。
これまでに3万8000人のアメリカ人が武漢ウイルスに感染して亡くなったことが確認されており、もしチャイナに「故意責任(knowingly responsible)」があることが判明した場合、それ相当の報いを受けるべきだと語った。
トランプ大統領は次のように語った:
彼ら(チャイナ)の調査結果がどういうものになるか見てみよう。しかし我々も、(独自の)調査を行っている。もしそれが事故なら、事故は事故だ。しかし、もし彼らに故意責任(knowingly responsible)があったなら、相応の報い(consequences)があるべきだ。
4月16日、トム・コットン上院議員(アーカンソー州選出・共和党)とダン・クレンショー下院議員(テキサス州選出・共和党)は、アメリカ国民が武漢ウイルスによって引き起こされた死亡、傷害、経済的損失に対する補償を請求するために、米国連邦裁判所でチャイナ政府を訴えることを可能にする新法案を発表した。具体的にこの新法案は、外国主権免責法(Foreign Sovereign Immunities Act)を修正し、チャイナ政府による武漢ウイルスのアウトブレーク対応が原因となって引き起こされた損害をこの外国主権免責法の対象外とする。
この日トランプ大統領は次のようにも語った:
我々のチャイナとの関係は、彼らがこれを行うまで良いものだった。
(チャイナに対して怒りを抱いているか?との記者からの質問に対して)その答えは非常にはっきりとしたものであるかもしれない。その通り(yes)だ。しかし、それは、制御不能に陥ったミスなのか、それとも意図的に行われたものなのかということ次第だ。この二つには大きな違いがある。
また、この記者会見の中でコロナウイルス対策チームのバークス医師が、主要感染発生国の致死率(人口10万人あたり)を比較するグラフを紹介した(以下)。
(Graph via White House)
このグラフの最後に、チャイナがアステリスク(*)付きで掲載されている。これに対して、トランプ大統領は「これを誰が信じるというんだ?」と指差し発言した(以下の画像)。
このトランプ大統領のコメントに対して、バークス医師は次のように続けた。
私がチャイナのデータを含めたのは、それがいかに非現実的であるかを示したかったからです。高度医療が充実しているベルギー、英国、フランスですら20〜45という数字です。・・・それに対してチャイナはわずか0.33。武漢の死者数を倍にしても合わない。
この日の記者会見の全編はここで視聴できる(該当箇所は開始後46分あたりから):
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