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タンザニア大統領が「おとり捜査」でWHOの大嘘を暴露|ヤギ、パパイヤ、ウズラの検体に対してWHOはCOVID-19陽性という判定を下す

タンザニア大統領が「おとり捜査」でWHOの大嘘を暴露|ヤギ、パパイヤ、ウズラの検体に対してWHOはCOVID-19陽性という結果判定を下す

タンザニアのジョン・マグフリ大統領(Screenshot via YouTube)

アフリカ大陸で新型コロナウイルス(武漢ウイルス)の感染が確認されるケースが急増している。先進諸国と比べて検査体制が整っていないアフリカでは、世界保健機関(WHO)が武漢ウイルスの検査に積極的に関与しているが、アフリカ諸国の指導者たちの中にはWHOを疑いの目で見る人たちが増えている。タンザニアのジョン・マグフリ大統領もそうした中の1人である。

そこでマグフリ大統領は、WHOが本当に信頼に足る機関であるかを調べるために、ヤギ、パパイヤ、そしてウズラ(キジ科の鳥)の検体をWHOに送った。地元報道機関はマグフリ大統領がWHOへ「おとり捜査」をしたと報じている。

そしてこれら3種類の検体すべてに対して、WHOは陽性という結果を出したと報じられている。この検査結果を聞いたマグフリ大統領は、WHOにこの事実を突きつけ、タンザニア国内からWHOの代表者を追放したと報じられている。一方、WHOは今回のケースに対してまだコメントを発表していない。

この事例から2つの可能性を導くことができる。1つ目の可能性は、タンザニアで感染が広がっているSARS-CoV-2(武漢ウイルス)は科学者たちが理解しているよりも感染力が高い(ヤギやウズラ、パパイヤにも感染する)ということ、そして2つ目の可能性は、WHOが誤判定の検査結果を意図的にもしくは誤って報告しということである。(アメリカのリベラル系メディアVoxは、2015年時点でWHOが「完全に組織崩壊している」と報じている。)

論理的な判断ができる人であれば、2つ目の可能性が最も現実的と考えるだろう。

マグフリ大統領による「おとり捜査」について報じる地元メディア:

【訳】タンザニアのジョン・マグフリ大統領はWHOについて疑いを抱いていた。そこでCOVID-19の検査をするために彼らにパパイヤ、ヤギ、そしてウズラの検体を送り「おとり捜査」することにした。(すると)それらは全て陽性という検査結果になった。同大統領はWHOの代表者を同国から追放し、この事実を公に糾弾した。

同じニュースを報じる地元の報道番組。

この検査結果を受けて、マグフリ大統領はタンザニアの国立研究所の責任者を解任しており、同国での政治論争に火をつけている。一方、マグフリ大統領は、タンザニアにおける武漢ウイルスによる影響を過小評価しようとしていると非難されている。今回WHOの「おとり捜査」に使われた検査キットがどこで生産されたものかという質問に対して、タンザニア政府は回答することを拒否しているとAl Jazeeraは報じている。5月5日(木曜)、アフリカCDCのトップは、タンザニア大統領による検査の誤判定があったという主張を否定している。

チャイナ産のコロナウイルス検査キットの信頼性が低いということは、欧米で大きな問題になっている。また、チャイナ産のマスクがその3分の1しか基準を満たしていないことがMITの調査で判明しており、いったん高値で購入したチャイナ産の防護用品をチャイナに返品せざるを得ない状況が各国で発生している。

武漢ウイルスの撲滅にゲイツ財団の全てのリソースを投じると発表したビル・ゲイツ氏は、「データを基にした議論」を行うことを提唱しており、国際的なコロナウイルス対策のためにはWHOの存在が不可欠であると主張している。しかしそもそもWHOが発表する「データ」の信頼性が根底から揺らいでいる中、ゲイツ氏はどのように人々から信頼されるような「データを基にした議論」を行うのだろうか?

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