ホワイトハウスの大統領補佐官たちは、パウウェル弁護士がトランプ大統領に面会することをブロック
シドニー・パウウェル弁護士は、先週金曜にホワイトハウスで行われた会議以降、彼女がトランプ大統領に接触することがホワイトハウスのスタッフたちによりブロックされていると、保守系メディアのワシントン・エグザミナー(WE)紙に語った。
パウウェル弁護士はWE紙に次のように語っている:
金曜夜以降、私は大統領と面会も会話もしていない。大統領は今回の選挙が盗まれたということを知っている。しかし、彼は、彼自身(大統領)、憲法、そして共和国が受ける権利がある支援を得ていない。彼自身のスタッフたちは、自分たちのキャリアと隠し持った底意を防御しながら、大統領に誤った情報を与え判断を誤らせようとし、彼を弱体化させようとしている。
12月21日(月曜)、パウウェル弁護士がホワイトハウスから出てくるところを撮影した写真。この日、パウウェル弁護士はトランプ大統領と面会できていなかったことになる。
.@erinscottphoto caught Sidney Powell in this distinctive coat heading into the White House yesterday. pic.twitter.com/RYgtwV43bg
— Maggie Haberman (@maggieNYT) December 22, 2020
パウウェル弁護士はさらにWE紙に次のように語っている:
私は、これらの問題について国家情報長官(DNI)とも全く話をしていない。選挙に対して明らかに外国からの介入があったことについて、(国土安全保障省の)CISA庁やFBIによる複数の発見事項を含めて、私がルーディ(ジュリアーニ弁護士)に情報提供しようとする努力は、理不尽な反対に直面している。私が一般に公開されている正式な発見事項を指摘し、今回の選挙にイランやチャイナといった外国からの介入があったというさらなる証拠を指摘して以降、私はホワイトハウスの弁護団やその他スタッフたちから、大統領と面会したり話をすることが阻止されている。
彼らは何を隠そうとしているのか?アメリカの選挙は、容易に監査可能であるべきだし、透明性があるべきだ。それゆえに、連邦法では、全ての記録を22ヶ月保管することを怠った場合、最大1年の禁固刑の罰則を与えている。これは米国だけでなく、世界にとっても重要なことだ。今回の不正を隠し、あたかも今後の選挙がすべて再び信用できるかのように「気持ちを切り替える」などありえない。我々の政府全体が、巨大な嘘そして隠蔽そのものとなっているように見える。アメリカの人々は、こんなことに100%うんざりしている。
WE紙がこのパウウェル弁護士のコメントを報じた直後、左派系メディアのDaily Beastが情報筋からの話として、トランプ大統領は月曜にパウウェル弁護士と連絡をとっており、彼女を特別弁護人(特別検査官)には指名しないことを伝えたと報じている。
左派系メディアAxiosのジョナサン・スワン記者は、12月21日のツイートで、トランプ大統領はホワイトハウスのスタッフの誰よりも、パウウェル弁護士の話を聞いていると報じている:
Giuliani can say all of this but I’ve spent the past four days on the phone to Trump aides and the consensus is that the president is listening to Sidney Powell more than just about anyone who is on his payroll, certainly more than his own White House Counsel. https://t.co/7oWtuZDtEQ
— Jonathan Swan (@jonathanvswan) December 22, 2020
【訳】ジュリアーニはこのことについて色々と話をしているが、私が過去4日間、電話でトランプの補佐官たちと話をしたところ、一致した意見は、大統領がシドニー・パウウェルのことを、ホワイトハウスで給料を受け取っている人の誰よりも話を聞いているということだ。そして明らかに、彼の大統領法律顧問よりも。
一方、ニュージャージー州の元知事(共和党)で、トランプ氏が選挙期間中、大統領選挙の討論会の準備を手伝ったことでも知られるクリス・クリスティー氏は、今週、次のように発言したことが報じられている。
"Someone like Michael Flynn never belongs anywhere near the White House, let alone inside the Oval Office and his lawyer, Sidney Powell."@ChrisChristie tells @realDonaldTrump to keep his distance from @GenFlynn and @SidneyPowell1.https://t.co/c7L4KX9Epy
— Washington Examiner (@dcexaminer) December 21, 2020
【訳】「マイケル・フリンのような人間は、ホワイトハウスの側にすら決して近づくべきではない。大統領執務室の中など言うまでもなく。彼の弁護士、シドニー・パウウェルもだ」。
クリス・クリスティーは、トランプ大統領に対して、フリン中将とシドニー・パウウェルから距離を取るよう伝えた。
先週金曜、ホワイトハウスの大統領執務室で開かれた会議に参加していたパトリック・バーン氏とは正反対の意見だ。
現在のFBI長官であるクリス・レイ氏を、ジェームズ・コミー前FBI長官の後任者としてホワイトハウスに推薦したのは、クリス・クリスティーであることが、上院司法委員会に提出された文書から判明している。
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