FBIは1月6日の議事堂襲撃計画を事前に察知し連邦議会に通告していた——ペロシ下院議長は何を知っていたのか?
FBIは、1月6日に行われたワシントンDCでのデモ集会に過激主義者たちが潜入するという計画を、その前日には把握していたとワシントンポスト紙が新たに報じた。
ワシントンポスト紙によると、バージニア州ノーフォークにあるFBI事務所が作成したレポートは、これまでの報道とは異なる内容を記している。当初、暴動は議事堂警察の不意を突いて発生したものであり事前警告はなかったと主張されてきた。
しかし議事堂襲撃の前日に作成された「内部文書」の中で、FBIは警告を発していたと報じられている。この内部文書には次のように記されていたという:
2021年1月5日時点で、FBIノーフォーク事務所は、「不法な都市封鎖」に対する暴動を2021年1月6日にワシントンDCで始めようと呼びかける情報を受け取っていた。
ワシントンポスト紙によると、この内部文書は、議事堂での暴力を議論するオンライン掲示板について報告していた。
しかし左派メディアのワシントンポスト紙は、BLMやANTIFAをバカにする人物たち、つまり右派の人々がオンライン掲示板で暴力を呼びかけ、トランプ大統領を擁護するコメントを投稿していたことがこのFBIのレポートに記されていたと報じている。FBIの報告書が、BLMやANTIFAなどの過激な左派集団による暴力についても事前警告をしていたかは不明。
■ 議事堂に侵入したグループが「見取り図は?」と話し合う動画が拡散
一方、議事堂内部に侵入した1つの暴徒グループが、「見取り図は?」とグループ内で話し合っている動画が投稿されている。議事堂に侵入したこのグループに対して、ピンクの毛糸帽をかぶった女性が割れた窓から拡声器を使って「隣の部屋にドアがある・・・連携して行動するように」と指示を出している。
この動画はSNS上で拡散されている:
https://twitter.com/cm_merlin/status/1349252219242237952
【訳】見取り図は?#国会議事堂暴動 @民主党
議事堂の暴徒たちが連携した活動 #民主党テロリスト
The attack on the Capitol was coordinated and planned.
— Holly Figueroa O'Reilly 🌸 (@AynRandPaulRyan) January 13, 2021
Here are the insurrectionists talking about the plan, including detailed schematics of the Capitol building.
https://t.co/e3uJNicTDy
【訳】議事堂への攻撃は、連携され計画されていた。
これは暴徒たちが建物の見取り図について話をしている。議事堂の詳細な回路図について話している様子も含まれている。
https://twitter.com/ryanjreilly/status/1349382783202979845?s=20
【訳】いかなる合理的な疑いを晴らしたいだけ。
https://twitter.com/cosmiccharlee02/status/1349352756444860416?s=20
【訳】彼女(ピンクの毛糸帽をかぶった女性)は、最前列でこの警官が階段を引きずり下ろされるのを見ていた。
■ ペロシ下院議長は議事堂での暴動について事前に何を知っていたのか?
そして、ナンシー・ペロシ下院議長は、議事堂での暴動はそれを煽ったトランプ大統領に責任があるとして弾劾裁判まで起こしているが、FBIから事前警告を受け取っていた彼女は何をしていたのか?と、スコット・ペリー下院議員(ペンシルバニア州選出・共和党)はペロシ下院議長に対して疑問を投げかけている。
"What did the Speaker know?
— Liz Harrington (@realLizUSA) January 13, 2021
"The FBI knew about…individuals that were planning a war on the capitol…and they shared the information but nothing happened.
"How does the President incite an attack that was pre-planned and already underway before his speech was concluded?" pic.twitter.com/k50riRX6ti
【訳】「下院議長は何を知っていたのか?」
「FBIは知っていた・・・議事堂で戦争を計画していた個人たちについて・・・そしてFBIはその情報を(連邦議会と)共有していた。しかし何も(対策は)起こされなかった」。
「事前に計画された攻撃を、そして大統領がスピーチを締めくくる前にすでに動き出していた攻撃を、どうやって大統領は煽ることができるのか?」
■ 暴動を招いたのはパーラー(Parler)やギャブ(Gab)ではなくフェースブックではないのか?
議事堂で起こった暴動を理由に、トランプ大統領やトランプ支持者たちの大量パージが起きているが、そのパージの犠牲になった一つが新興SNS企業のパーラーであることはここで紹介した。
しかし、1月6日の大規模集会の何日も前から、トランプ大統領の支持者たちはフェースブックや、同社傘下のインスタグラム上でワシントンへのバス・ツアーを組織していたとワシントンポスト紙の別の記事が報じている。
10万人以上のユーザが、不正選挙に端を発する#盗むのをやめろ(#StopTheSteal)やトランプ支持を呼びかける#FightForTrumpといったハッシュタグをつけて投稿していた。研究者たちがここ数日のデータを整理・分析したところ、フェースブックがこの日の大規模デモ集会への参加者を増やすことに大きく貢献していたことが明らかになったと同記事は報じている。
しかし、フェースブックのシェリル・サンドバーグCOOは、フェースブックよりもずっと規模の小さい、しかし右寄りのSNSサービスであるパーラーやギャブに責任を転嫁しようとしていると、同記事は報じている。
一方、テスラ社やスペースX社の創業者イーロン・マスク氏は、1月6日、「これはドミノ効果だ」というメッセージを添えて一枚の写真を投稿している。その写真には、最初のドミノに「大学にいる女性たちを格付けするウェブサイト」という説明が書かれ、そして一番最後の大きなドミノには、「国会議事堂は、バイキングの帽子をかぶった男の制御下にあるようだ」と書かれたツイートが添えられている。明らかに国会議事堂で起きた暴動の責任は、フェースブックとマーク・ザッカーバーグにあると批判するメッセージとなっている。
This is called the domino effect pic.twitter.com/qpbEW54RvM
— Elon Musk (@elonmusk) January 7, 2021
【訳】これは、ドミノ効果と呼ばれるものだ。
そして現在、サービスの一時停止に追い込まれているパーラーであるが、同社のメイツCEOは、今週水曜に行われたロイター通信との取材に対して、「(同社のサービスは)2度と回復できない可能性がある。私たちには(サービス復旧できるか)まだ分からない」と語っている。
しかし、メイツCEOはこのインタビュー記事が報じられた後、「私は楽観論者だ。これには何日も、何週間もかかるかもしれないが、パーラーは戻ってくる。そして私たちが戻ってきたとき、私たちは以前よりも強くなっているだろう」とロイター通信に追加コメントを語っている。
■ 議事堂に侵入した暴徒たちの素性が徐々に判明
1月6日に議事堂に侵入した暴徒たちは、その素性が徐々に明らかとなっている。
1人は、オリンピックに水泳選手として出場し金メダルを取っていたクリート・ケラー(Klete Keller)(38歳)であることが判明している。同氏は、立ち入り禁止の建物に法的権限がなく侵入もしくは居残り続けた罪や、議事堂敷地内での無秩序行為等、複数の罪でワシントンDCの連邦裁判所に刑事告訴されている。
ケラー氏は198センチある長身で、この日、議事堂内の様子を撮影した動画に、彼がオリンピックの米国選手団用ジャケットを着用しているのが写っていると、NYポストが報じている。
ツイッターに投稿されたこの動画に、群衆よりも頭が一つ飛び出たヒゲ顔のケラー氏が、警察隊と揉み合いになる様子が写っている:
Trump supporters fought back after Capitol Police moved in to retake the Rotunda. pic.twitter.com/4e7mNyqWZy
— Julio Rosas (@Julio_Rosas11) January 6, 2021
また、非番を利用して議事堂に不法侵入したバージニア州の警察官2人が、1月13日に連邦裁判所で起訴されている。
そして国会議事堂に侵入し、逮捕・起訴されていたクリストファー・ジョージア(53歳)は、先週末の土曜、ジョージア州にある自宅の地下室で胸に銃弾を受けて死亡しているのが発見された。自殺であると報じられている。彼を逮捕したワシントンDC市警は、彼を「公共施設への不法侵入罪」と外出禁止令違反で逮捕・起訴していた。ワシントンDCの上位裁判所の記録によると、ジョージアさんは無罪を主張していた。
さらに1月14日(木曜)、国会議事堂の急襲に加わったBLMの活動家が、逮捕・起訴されたとエポックタイムズ(英語版)が報じている。
国会議事堂内部で暴動を煽動したとしてFBIに逮捕されたのは、ユタ州在住のジョン・サリバン(26歳)。彼は1月7日にCNNに出演し、テレビ・インタビューを受けている。サリバンは「反乱USA(Insurgence USA)」と呼ばれる組織のリーダー。2020年7月13日には、地元ユタ州で暴動と違法行為でユタ州プロボの地元警察により起訴されている。この訴訟は現在も係争中。
サリバンが1月6日に撮影し、ユーチューブに投稿した動画を、政府当局も入手している。この動画の中で、サリバンは、ワシントンDCで起きたデモ活動に参加した際、群衆に対してマイクを使って「俺たちはこのクソ(国会議事堂)を焼き尽くす」、「俺たちは、トランプをその座から引きずり下ろさないといけない・・・ヤツを引きずり下ろせ・・・次の選挙まで俺たちは待たないぞ・・・俺たちは今すぐあのマザーファッカーを捕まえにいく」と叫んでいる様子が撮影されている。そしてサリバンは、群衆に向かって「革命の時だ」と叫んでいる。
そして群衆が最後のバリケードを通過し国会議事堂に近づくと、サリバンは「こんなに多くの人が集まっている。行こう。これ(暴動)は俺たちのものだ!クソ食らえだ」、「俺たちはこれをやり遂げた。俺たちは共にこれを達成した。クソ食らえだ!俺たちは全員、この歴史の一部だ」、「このクソ(国会議事堂)を燃やしちまおうぜ」と話している様子がこの動画の中に写っている。
https://youtu.be/PfiS8MsfSF4
BLM inc. threatening to “rip the president out of the White House”
— Charlie Kirk (@charliekirk11) August 29, 2020
They say they won’t wait until the next election.
They’re openly calling for a revolution.
This is domestic terrorism on full display, out in the open. They don’t even try to hide it. pic.twitter.com/OyhNSzBEwu
https://twitter.com/HM_sthIm/status/1347244140254400512?s=20
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