【写真】引退したはずのステルス戦闘機『F-117ナイトホーク』がロサンゼルス上空で目撃される
ステルス戦闘機のロッキードF-117ナイトホークが2機、ロサンゼルス上空を飛行しているのが先週金曜に目撃された。Defense Blogが2月21日(日曜)に報じた。
F-117ナイトホークは引退したはずだったが、この日、アメリカ空軍の空中給油・輸送機であるボーイングKC-135ストラトタンカーに並走して飛行しているのが目撃された。
AP通信のフリーランスの写真家であるマット・ハートマン氏が撮影したこのステルス戦闘機の写真を、日曜にツイッターに投稿している:
So one day at @flyLAXairport I get a tip about something special… I look up ……. USAF KC-135R in-flight w/ 2 F-117 Stealth Fighter’s! Well I guess their NOT re-tired after all?? 02-19-21 2 pic.twitter.com/0ujKIl9Vah
— Matt Hartman (@ShorealoneFilms) February 21, 2021
【訳】ロサンゼルス国際空港である日、私は特別な何かについて内部情報を入手した・・・私が見上げると・・・米国空軍KC-135Rが2機のF-117ステルス戦闘機と飛行していた!ということは、これら機体はまだ引退していなかったということか??2021年2月19日
25年間の任務を終え、米国空軍はF-117ステルス戦闘機を2008年4月に引退させた。しかし2017年9月、空軍は51機をタイプ1000格納施設で保有し続ける特別許可を受けている。これはつまり、F-117ステルス戦闘機が迅速に現役復帰できることを意味する。
国防総省は、この旧ステルス戦闘機の一部を現役復帰させようとしているようだ。
退役させられた4機のF-117ステルス戦闘機が、2017年、ピンポイント攻撃を実行するために密かに中東に展開している。この時の理由は、ロシアとシリアが、シリア上空の空域を閉鎖したためだった。
米中間で繰り広げられている大きな軍事力競争において、国防総省はこれらステルス戦闘機を将来の太平洋戦争のために準備しているのかもしれない。
BonaFidrをフォロー