シドニー・パウウェル弁護士:「反論の余地ない証拠がまもなく明らかになる・・・私たちはまだ終わってない」 トランプ大統領が起こしたウィスコンシン州での訴訟は連邦最高裁でまだ生きている
2月22日(月曜)、アメリカ連邦最高裁が2020年選挙に関する全ての訴訟ケースで裁量上訴を棄却したことについて、シドニー・パウウェル弁護士は「反論の余地ない証拠がまもなく明らかになる——私たちはまだ終わってない」とするコメントをテレグラムに投稿した。
【訳】みなさんありがとう!まだ生きてる重要な訴訟ケースが複数残っている。反論の余地ない証拠がまもなく明らかになる。事実について皆に啓蒙し続けてください。今日の最高裁の命令は残念なものだったけれど、私たちはまだ終わっていない。私たちは、この詐欺行為を決して許さない。#我々人民が、この国を運営するべき存在だ。私たちの新たなスーパーPAC(政治活動特別委員会)は、明日、立ち上がるはずだ。
Www.DefendingTheRepublicPAC.com
これは、全米における#我々人民の声を拡大するためのものだ。私たちは、(民主・共和の)両政党における腐敗を暴露するつもりであり、そして憲法に保証されている私たちの権利と法の支配を守ろうとする勇気ある人たちを支援するつもりだ。アップデート情報の通知を受け取るために登録を。年間10ドル程度でも登録を。年間で合計200ドル以下までの寄付であれば匿名が守られる。
これがパウウェル弁護士が言う「まだ生きてる重要な訴訟ケース」に含まれるかは不明であるが、トランプ前大統領は、ウィスコンシン州の選挙委員会が命じた選挙方法の変更に異議申し立てを行っており、それに関するリクエストがいまだ連邦最高裁の「係属中の訴訟事件一覧表(ドケット)」に掲載されていると、エポックタイムズ(英語版)が2月22日に報じている。
そしてリン・ウッド弁護士も、今回、連邦最高裁が裁量上訴を棄却したことについて「我々は負け、敵が勝った・・・しかし私は諦めない」とするコメントを投稿している。
【訳】
2020年の選挙訴訟ケースに関する今日の米国最高裁の行動(または不作為)について、多くの人たちが私のコメントを待っていることを知っている。
私は遠回しな言い方はしない。法の支配の下で正直な選挙が行われることを求める我々人民(We The People)は負けた。敵が勝ったのだ。
その真実を語ったクラレンス・トーマス判事の(連邦最高裁判断に対する)反対意見は、シドニー・パウエルと私が追求した訴訟が筋の通った法律問題に基づいていたことを認め、裏付けるものである。シドニーと私を罰したり「懲罰を与える」ことを求めるすべての告発や訴訟は、トーマス判事も認めたこれら訴訟ケースで重要な問題を提起したのだから、打ち切られるべきである。私は彼の「反対意見」に同意する。ペンシルバニア州での(ケースの)彼の論拠は、私のジョージア州でのケースや、シドニーのミシガン州とウィスコンシン州でのケースとぴったり一致している。
しかしこの訴訟闘争は、 シドニーと私個人の事ではない。これは、あなた方と、そして法の支配に依拠するあなた方の権利についての事だ——特に、私たちは正直で合法的な選挙を行わなければならないという根源的な原則に関わることだ。
私は依然として、この国における法の支配の崩壊を非常に懸念している。
私はやめる気はない。私が過去に行ってきたように、今後も継続していくつもりだ。私は、私が持つ言論の自由の権利を行使し続け、アメリカにおける法の支配を受け入れそれを再確立するために、裁判手続きまたは行政手続きにおいて合法的な行動をとる権利を行使し続ける。皆の支援に感謝する。気を強く持ち続けよ。希望を持ち続けよ。
(太字強調はBonaFidr)
シドニー・パウウェル弁護士も、クラレンス・トーマス判事による連邦最高裁判断に対する「反対意見」は「賢明な言葉だ」と指摘している。腐敗した連邦最高裁判事たちの中で、トーマス判事は数少ない良心と言えるだろう。
クラレンス・トーマス判事が表明した「反対意見」は、多くの保守たちの間で称賛されている。
保守系ジャーナリストであるジャック・ポソビエック記者もトーマス判事の「反対意見」を投稿している:
Clarence Thomas with the verbal smackdown pic.twitter.com/wm2NdurwBi
— Jack Poso 🇺🇸 (@JackPosobiec) February 22, 2021
【訳】クラレンス・トーマス(判事)が言葉で叩きのめす。
トーマス・Jによる反対意見
* * *
人は、この法廷は何を待っているのだろうかと不思議に思っている。我々は選挙前にこの紛争を解決することができず、故に明確なルールを提示することができなかった。今、我々は再び、将来の選挙のための明確なルールを提示することに失敗した。選挙法を疑惑の覆いの下に隠されたままにしておくという決定は、不可解であり困惑させるものである。何もしないことで、我々は有権者の信頼のさらなる混乱と崩壊を招くことになる。私たちの同胞である市民は、より良いもの(司法判断)を得るに値し、私たち(最高裁判事)にもっと多くを期待している。私は敬意を持って反対する。
(太字強調はBonaFidr)
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