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【速報】米連邦最高裁判所は2020年選挙に関する全ての訴訟ケースで裁量上訴を棄却

米連邦最高裁判所は2020年選挙に関する全ての訴訟ケースで裁量上訴を棄却

ジョン・ロバーツ米連邦最高裁判所長官(左)(2009年1月21日ホワイトハウスで撮影。Official White House photo by Pete Souza)

2月22日(月曜)、アメリカ連邦最高裁判所は、2020年選挙に関する全ての訴訟ケースで裁量上訴(Certiorari)を棄却したと、シドニー・パウウェル弁護士がテレグラムに連邦最高裁判所の棄却命令を投稿した。

 

裁量上訴(サーシオレイライ:Certiorari)とは?:

米国において、主として、下級審からの上訴を取り上げるかどうか原則として最高裁が裁量で決定する仕組み(裁量上訴)を言います。・・・

サーシオレイライが出された事例は、この分野において、重要な意味を有する事件であると言えます。(出典:今岡特許事務所

 

以下は、この日シドニー・パウウェル弁護士がテレグラムに投稿したコメント:

 

【訳】2020年選挙の全ての訴訟事件において、本日、裁量上訴(certiorari)が棄却された。

https://www.supremecourt.gov/orders/courtorders/022221zor_2cp3.pdf

 

異議を伴う棄却(Denials with Dissents)

1.ペンシルバニア州共和党v.デグラフェンリード(旧ブックバー)。2020年9月28日に提出された(執行)停止命令を求める申請から始まった。No. 20-542。(本案件のCU/CUF/TPC法廷助言書は2020年11月25日。)

 

2.コーマン(旧スカーナティ)v.ペンシルバニア州民主党。原告はペンシルバニア州議会議員団。2020年10月27日に提出された請願書から始まった。No. 20-574。

 

これら2件において、(クラレンス・)トーマス判事は異議を唱えた。(サミュエル・)アリート判事と(ニール・)ゴーサッチ判事も異議を唱えた。

 

ロバーツ判事、カバノー判事、そしてバレット判事が民主党(によって指名された判事たち)に合流した。反対意見は、棄却命令の最後に記されている。

 

トーマス判事のコメント:「これらの訴訟ケースは、立法機関ではない役人たちが、選挙のルールを設定するためにどのような権限を持っているかという問題に取り組む理想的な機会を、そして次の選挙シーズンよりもずっと前にそうする理想的な機会を与えてくれている。そうすることを拒否することは、説明し難い(不可解、解釈し難い)ことである」。

 

満場一致で棄却(Denials without any dissent)

3.下院議員マイク・ケリーv.ペンシルバニア州。2020年12月3日に提出された差し止めによる救済の請願から始まった。No. 20-810。

 

4.トランプv. デグラフェンリード(ペンシルバニア州)。No. 20-845。2020年12月21日に提出された裁量上訴を求める申請から始まった。

 

これはジョン・イーストマンの訴訟ケース。

 

【訳】(引用されたハイライト部分)これは(国民の)信頼を生むものではない。試合の途中でそのルールを変更することは、それだけで十分悪いことだ。そうする権限がない可能性がある役人たちによるそのようなルール変更は、それよりもさらに悪いことだ。

 

(パウウェル弁護士のコメント)賢明な言葉だ:トーマス判事は、ペンシルバニア州の選挙訴訟ケースを取り上げることを拒否した連邦最高裁に異議を唱えた。連邦最高裁が怠慢(無為)であることは、さらなる不正を助長することになるだけだ。

 

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