マイク・ペンス前副大統領がサウスカロライナ州で退任後初の講演を予定——2024年の大統領選挙へ立候補するための布石か
マイク・ペンス前副大統領が、来月末、政権を去ってから初となる公の場での講演を計画しているとAP通信が報じた。ペンス氏は、サウスカロライナ州にあるキリスト教系の組織であるパルメット家族会議の聴衆に向けてスピーチを行う計画を立てていると報じられている。
この講演は、前副大統領が2024年の大統領選挙へ出馬することを検討していることを示す最も濃厚な兆しであり、同氏が共和党の予備選で弾みをつけるために、キリスト教徒の保守層をターゲットにしていることの印であると指摘されている。
サウスカロライナ州は、2024年の予備選挙で最も早く投票を行う州の一つであり、予備選の結果を占う州とされる。
ペンス氏は、4月29日に、コロンビア・メトロポリタン・コンベンションセンターで、400人〜650人の聴衆を前にスピーチを行うと見込まれている。ペンス氏は、トランプ政権時代の実績をアピールするものと考えられており、2024年の大統領選挙で「礼儀正しい」候補者を望む共和党の有権者たちに、トランプ前大統領に替わる候補として自らを売り込む可能性があるとの分析がある。
しかし、もしペンス氏が大統領選挙に立候補することになれば、キリスト教信者たちの間に多くの支持者を持つリン・ウッド弁護士が黙っていないだろう。
BonaFidrをフォロー