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オールドメディアが伝えない海外のニュース

「ロン・デサンティス知事に2024年大統領選挙に出馬する資格なし」——ドミニオン社の名誉毀損訴訟担当弁護士を会議でベタ褒めした同知事に、MyPillowのマイク・リンデル社長が激怒

マイク・リンデル社長 (Screenshot via War Room)

熱烈なトランプ支持者として知られ、2020年大統領選挙で広範囲にわたる不正が行われたことを暴こうといまだに戦い続けている寝具メーカーMyPillowのマイク・リンデル社長は、フロリダ州のロン・デサンティス知事には2024年大統領選挙に出馬する資格はないと声を荒げたと、Newsweekが2月8日(水曜)に伝えた。

Newsweekは次のように記している:

熱心な選挙否定論者であり、ドナルド・トランプ前大統領の強固な味方であるMyPillow社のCEOマイク・リンデルが、2022年(中間選挙)の再選大勝利に関してフロリダ州知事ロン・デサンティスを批判しているようだ。

ドミニオン・ボーティング・システムズ社がリンデルを相手取った訴訟で、ドミニオン社の代理人を務める名誉毀損弁護士のリビー・ロックをデサンティスが賞賛した。このことへの反発の一環として、リンデルはこうした発言を行った。火曜日の円卓会議で、デサンティスはリビー・ロック弁護士を「米国憲法修正第1条(「言論の自由」条項)の名誉毀損法に関して非凡な才能ある人物」と呼んでいた。

リンデル社長は、自ら運営するLindell TVが2月7日(火曜)に配信した動画の中で次のように語っている:

【訳】マイク・リンデルは、自分やルディ・ジュリアーニ(元NY市長)を名誉毀損で訴えている弁護士を、ロン・デザンティスが自ら主催した会議に招き賞賛したことで、ロン・デザンティスに激怒している。「もし彼が大統領選に出馬しようと考えていたとしたら、彼はたった今その可能性を潰した!もうそのチャンスはないぞ、ロン!」。

リンデル社長の怒りは収まらず、2月8日(水曜)に出演した人気ネット番組War Roomでも「ロン・デサンティスのことは絶対に支持しない」、「修復不可能」と批判した。

 

【動画タイトル】マイク・リンデルが憤慨 – ロン・デサンティスのことは絶対に支持しない、修復不可能

 

ドミニオン社は、米国内でリンデル社長やFOXニュースの司会者など「200人以上の愛国者たちに名誉毀損訴訟と脅迫レターを送りつけている」と上の動画の中でリンデル社長は明かしている。リンデル社長の弁護を務めるハーバード大学のアラン・ダーショウィッツ教授(アメリカ合衆国憲法と刑法が専門)によると、ドミニオン社は、1798年以来一度も使われていなかった法律を根拠に名誉毀損訴訟を起こしており、「こんなことは前代未聞」と語っているという。リンデル社長は、ドミニオン社による不正選挙(big lie)とそれを隠蔽する行為(big coverup)は、「この国で行われてきた中で最もひどい腐敗だ」と語っている。

 

【動画タイトル】マイク・リンデルが、自由で公正な選挙へのロン・デサンティスの攻撃に反発。ドミニオンを支持することで、2024年の大統領選出馬に「完全に資格を失う」ことになる。

 

さらに上の動画の中でリンデル社長は新たな情報を明らかにしている。リンデル社長のサイバー調査チームが全米の各郡に情報公開請求を行い2022年中間選挙の投票記録を入手して調べたところ、全米のあらゆる大都市で不正選挙を示唆するデータの偏りが見つかったという。しかしデサンティス知事が大勝利を収めたマイアミ・デイド郡では、コンピュータによる不正選挙を示す犯罪の証拠が全くなかったという(マイアミ・デイド郡は、一度は情報公開請求を無視しようとした)。そして「なぜ彼ら(ドミニオン社)は、ロン・デサンティスの選挙だけは不正を働かなかったんだ?」とリンデル社長は疑問を投げかけている。

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