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【動画】パリなどフランスの各都市で20万人以上が「ヘルス・パスポート」に反対する抗議デモ——英国やイスラエルでもワクチンや新型コロナ関連規制に反対する抗議デモが発生

抗議デモのためにパリ市内に集結した大群衆(Screenshot via @TheInsidePaper/Twitter)

フランス、英国、イスラエルなど世界各国で先週末、数十万人が新たな新型コロナ関連規制に反対する抗議デモを行った。中でもフランス・パリには大群衆が集まった。

 

ロイター通信によると、7月31日(土曜)、パリおよびその他のフランス国内の各都市には、新型コロナの「ヘルス・パスポート」に激怒した合計20万人以上のデモ参加者が集まり、街頭を埋め尽くした。この「ヘルス・パスポート」は、欧州が新型コロナウイルスの第4波にある中、フランスで導入された。

 

【訳】動画―COVIDのヘルス・パスポートに反対する抗議を行うためにパリに大群衆が集結した。

 

仏マクロン大統領の最新の政策が招いた抗議活動は、3週目に突入している。この1週間前となる7月24日(土曜)にも、欧州やオーストラリアの各都市で大規模な抗議デモが発生していた。

 

フランスで導入されたこの新しい「ヘルス・パスポート」は、完全にワクチンを接種した人、自然免疫を持っている人、または72時間以内にウイルス検査で陰性と判定された人に発行される。この「パスポート」は、公共交通機関、バー、レストラン、その他の公共の場に入る前に提示することが義務付けられている。

 

【訳】#パリで#コロナウイルスの「ヘルス・パスポート」に反対する抗議は3週目。

 

【訳】今日のパリ。完全に異常事態。

 

「ヘルス・パスポート」は、ワクチン未接種者をターゲットに、彼らにワクチン接種を余儀なくさせることを狙って導入されている。

 

しかし、政府が人々の自由を侵害し、国民の意思に反して実験的なワクチンの接種を実質的に強制したことで、大きな反発が起きている。特に、高齢者など高リスクの人々へのワクチン接種が進めば、人々をロックダウンから解放し、生活を正常に戻すはずだったが、その約束は反故にされていることも人々の怒りを買っている。

 

今ではますます制限が増え、自由がなくなっていることに対して、人々は政府に反旗を翻し始めている。

 

英国のガーディアン紙は、パリの抗議デモに参加した女性へインタビューを行い、次のように伝えている:

パリでデモ抗議を行った教師のアンさんは、「私たちは隔離社会を作っている。人権の国でこんなことが行われているというのが信じられない」とガーディアン紙に語った。彼女は自分の名字を明かすことを拒んだ。

 

「だから私は街頭に出ました。これまでの人生で一度も抗議活動をしたことはありません。・・・私たちの自由は危険にさらされていると思います」とアンさんは付け加えた。

 

フランス国内では、他にもマルセイユ、リヨン、モンペリエ、ナント、トゥールーズなどの都市部でデモ隊が街頭にくり出し、「自由を!」、「ヘルス・パスポートに反対!」と声をあげた。

 

* * *

 

一方、7月31日(土曜)、英国ロンドンの中心街で、数百人の反ワクチンを掲げるデモ隊が抗議活動を行った。多くのデモ参加者たちは子供を連れており、政府が子供にワクチンを接種しようとしていることに怒りを表明した。

 

デモ参加者たちは、「子供たちを放っておけ」、「子供たちに手を出すな」などと書かれたプラカードを掲げていた。

 

また、ワクチン接種が国民の大多数に進んでいるイスラエルでは、数百人の人々がテルアビブの街頭に出て、屋内でのマスク着用義務化を再導入したことやヘルス・パスポートなど、政府による新しいウイルス関連規制に抗議した。

 

抗議デモ参加者たちは「パンデミックなど存在しない。これは詐欺だ」と書かれたプラカードを掲げた。 プラカードの中には、新型コロナワクチンをナチスに例えるものもあった。

 

世界的に感染拡大が報告されているデルタ型変異株により、各国で新型コロナ関連規制が再び実施され、「ワクチン・パスポート」の導入が進められている。しかしその一方で、米国のマサチューセッツ州で発生した大規模感染では、感染者の4分の3がワクチン接種済みだったというCDCの研究が報じられており、ワクチンの効果には疑問符がつき始めている

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