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「P社製ワクチンが正式承認されれば、他の緊急使用許可を受けたワクチンは利用できなくなるルールになっている」——ロバート・マローン博士

ロバート・マローン博士(Screenshot via War Room Pandemic)

アメリカ食品医薬品局(FDA)がファイザー社製コロナワクチンを8月23日(月曜)に承認する見込みというリーク情報を、先週ニューヨークタイムズ紙がスクープ報道した。この事前報道を受けて、mRNAワクチン技術を開発したロバート・マローン博士は、8月21日(土曜)に出演したスティーブ・バノン氏のネット番組で「他の緊急使用許可を受けたワクチンは利用できなくなるルールになっている」と語った。

 

 

【訳】(動画開始後1:28〜)

バノン氏:・・・これは通常のFDA承認プロセスなのでしょうか・・・私は反ワクチン主義者ではありません。私はただ今回のワクチンに非常にためらいがあるだけです。なぜなら、集団免疫を獲得するためには、ウィルスに(自然に)感染して抗体を作るしかないと教わっているからです。それがこの事態を乗り切る方法だと。それが突然、彼らは集団免疫について話すのを止めました。ニューヨーク市では、たとえウイルスを保有していても、ワクチンパスポートが取り上げられることはありません。

 

今回のFDAの承認プロセスは・・・この政府機関(の信頼性)を壊滅状態にし、人々があらゆるワクチンを信頼しなくなるということにはならないでしょうか?

 

マローン博士:彼ら(FDA)がファイザー社の製品パッケージの何について評価したかについて、私はその情報にアクセスする権限がありません。数ヶ月前、彼らとこれについて話をしましたが・・・彼らは日本からリークされたものよりも多くの、全部をまとめたもの(資料)を持っています。

 

しかし・・・様々な戦略及び戦術的な目的のために、なるべく早急にファイザー社(のワクチン)を承認させるための政治的な圧力がかけられているように見えます

 

バノン氏:戦略的な目的は・・・女性たちは9月13日に全米でストライキを起こすことを考えています・・・それを計画している2人の女性たちにこの番組に出演してもらいました。(彼女たちは)基本的に学校への補助金をカットしようとしています。彼女たちがそうしようと望む理由は、青年期の若年層と子供たちに対するワクチン接種(をさせないため)です。彼らに対するワクチンが理由、そうですよね?

 

マローン博士:そうです。また、ワクチン接種を強制しようとする大学、様々な企業、病院を(そうした強制から)守るためでもあります。現在、看護師たちの間でたくさんの抵抗が起きています。医療従事者たちはワクチン接種を強制されることを好ましく思っていません。そのワクチンというのは、感染を防ぐ効果が約39%ほどしかありません。ファイザー社(のワクチン)が感染を防御する効果は約39%ほどしかないのです。

 

バノン氏:39%の効果というのはフォーブス誌の記事に書かれていたものですね?

 

マローン博士:その通りです。

 

バノン氏:フォーブス誌の記事を映してくれますか?我々は、マローン博士がおっしゃっていることは全て研究、または事実を引用している報道に裏付けられているということを確実に言っておきたいと思います。

【訳】フォーブス by ロバート・ハート|2021年7月23日

 

「ファイザー社のワクチンは、デルタ株の感染に対してわずか39%の効果しかないが、重症化は大幅に防ぐ、とイスラエルの研究が示唆」

 

バノン氏:どのようにしてFDAの承認が行われたのか、わかりやすく説明していただけますか?私は単純な人間なので理解できません。39%ほどしか効果がないものが、どのようにしてFDAの承認を受けたのですか?

 

マローン博士:私は(FDAが承認した)そのロジックを理解できません。これは特別、効果の高いワクチンではありません。「感染と伝染は阻止できないが、死亡と発症を(ある程度)防ぐことはできる」と言うことでごまかすことはできるでしょう。

 

バノン氏:もう一度、私たちに説明していただけますか?

 

マローン博士:この病気は2つの部分から構成されています。ウイルスが感染して、増殖し、伝播する。それと病気とは別です。病気になるとは、皆さんの体がそれ(ウイルス感染)に対して過剰な炎症を引き起こすことです。ですので、このワクチンは・・・あなたが非常に高齢でなければ、病気を発症したり死亡する確率は0.001%の範囲内であることを思い出してください。極度に低い確率です。あなたが50歳未満の場合は特にそうです。

 

バノン氏:糖尿病や心臓病などの併存疾患がない場合ですね。

 

マローン博士:そして肥満などではない場合です。ですので、問題は、彼らが全人口におけるこの病気の死亡データを(年齢に関係なく)集約していることです。しかし真実はというと、死亡は高齢者や高リスクの人の間でクラスター発生しています。

 

ですので、これらのワクチンに感染そのものを防ぐ効果は、ほとんど、または全くありません。それ(ワクチン)は依然としてウイルスの伝染を引き起こしています。これが重要です。CDCのプレゼンテーション・スライドがワシントンポスト紙にリークされました。それにはそのことが明白に示されていました。そのプレゼンテーションは、現在示されているもの(39%)よりも高い効果があるという想定に基づいてさえいました。マスク着用や100%に近いワクチン接種率といったベスト・プラクティスにおいてすら、デルタ株の感染を止めることはできません。どんなことをしても、感染し、伝染するのです

 

彼らがまだ行っていないことは、(発症した)人々への治療を許可していないということです。それは外来患者に適用することができます。それこそ、私たちが行うべきことです。それについては後ほどお話しします。

 

バノン氏:・・・もしFDAが月曜にファイザー社のワクチンを正式承認した場合、他のワクチン、モデルナ社やアストラゼネカ社のワクチンはどうなるのですか?彼らはそれらを勧めるのを止めるのでしょうか?・・・

 

マローン博士:それは素晴らしい質問です。・・・それはまさに私の頭の中にあることです・・・彼らがファイザー社を承認し、他のものを承認しない場合どうなるのだろうか?という疑問です。理論的には、他のものは使えなくなります

 

バノン氏:私が言いたいポイントは次のようなことです。・・・間違っていたら訂正してください。1種類のワクチンがFDAにより正式に承認されれば、それ以外の、実験段階の、緊急使用許可を受けたワクチンは全てストップされるべきで、(正式承認を受けた)ファイザー社だけが勧められるべきではないでしょうか?

 

マローン博士:緊急時の使用許可(EUA)ガイダンスを読んだ私の解釈はまさにその通りです。さらに、EUAガイダンスは、緊急時の使用許可を出すためには効果は50%またはそれ以上でなければいけないと記しています。しかし現在、その基準すら満たしていません。

 

バノン氏:・・・先程の39%というのは、ファイザー社のものですか?

 

マローン博士:その通りです。

 

バノン氏:(笑いながら)緊急使用の許可を出すために50%の効果が必要であるのに、39%の効果しかないものがどうして正式承認されるのですか?

 

マローン博士:(返答に詰まりながら)もうルールはどうでもいいという感じです

 

バノン氏:あなたはワクチン研究者として人生を捧げてこられた。これまでの人生でこのようなことを見たことがありますか?

 

マローン博士:いいえ。

 

バノン氏:あなたの同僚でこのようなことを見たことがある人はいますか?

 

マローン博士:私が話をした人たちは当惑しています。筋が通りません。全てが不可解です。

 

* * *

 

この日の番組の別のコーナーでは、EU圏内で報告された新型コロナワクチンの副反応をまとめたデータベース「EudraVigilance(ユードラ・ビジランス)」が紹介され、2021年7月31日までにワクチンの副反応として2万525人が死亡し、196万人以上に被害が発生したことが指摘されている。

 

(Screenshot via War Room Pandemic)

 

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