バイデン政権は撤退期日までにアフガニスタンに残されたアメリカ人を救出することを諦める計画【閲覧注意】——カブール空港へのテロ攻撃は継続する可能性大
バイデン政権はアフガニスタンに取り残されたアメリカ人を8月31日の撤退期日までに救出することを諦める計画であると、Foxニュースが8月26日(木曜)に報じた。Foxニュースは、カブールの空港付近にはISIS-Kの戦闘員が 「数百人」とどまっており、攻撃は「継続する可能性が高い」という機密情報を報道している。
この機密情報を提供した人物は、「(米)軍は退行を続けており、空港を出発している・・・アメリカ人が取り残されることはほぼ確実だ」と語っている。
FOXニュースはさらに次のように伝えている:
また、この情報源の人物は、アフガニスタン国内に残されたアメリカ人は、「タリバンとの交渉を通して、または異例の手段で事後的に救出しなければならなくなるだろう」と指摘している。
さらに、タリバンは「アフガン人の通行を許可するのを基本的に完全にやめた」が、「『ほとんど』のアメリカ人は通行が許されている」とFoxニュースは聞いている。
「しかし、アメリカ人はISIS-Kのせいで全員が(空港から)退避してしまっているが」とこの情報源の人物は言っている。
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8月26日(木曜)、カブール空港付近で空港に入ろうと詰めかけた群衆の中で複数の爆発が発生し、少なくとも13人のアメリカ人軍人が死亡、15人が負傷した。アフガン人を含む全ての死者数は少なくとも90人を超えると報じられている。1回目の爆発は自爆テロ、2回目の爆発は車の爆発と報じられている。
西側諸国の政府は、数日前からイスラム国によるテロ攻撃が差し迫っていると繰り返し警告しており、自国民に対して空港に近づかないよう呼びかけていた。木曜の爆発の後、米国大使館も、全てのアメリカ国民に即刻、空港の入り口から退避するよう命じた。
そしてこの日の午後、アメリカ国防総省はこのカブールでの爆破テロについて記者会見を開いた。しかし、その記者会見でアメリカ国民に発せられたメッセージは、爆破テロや攻撃は継続するだろうということ、そしてアフガニスタンに取り残された米人の保護はタリバンに頼らなければいけないという弱腰のものだった。
GENERAL MCKENZIE: "The threat from ISIS is extremely real…We believe it is their desire to continue those attacks, and we expect those attacks to continue, and we're doing everything we can to prepare for those attacks. That includes reaching out to the Taliban." pic.twitter.com/I57TSs2egt
— Townhall.com (@townhallcom) August 26, 2021
【訳】マッケンジー将軍:「ISISの脅威は極めて現実的だ…彼らはこうした攻撃を続けることを望んでいると我々は確信しており、そのような攻撃が続くと予想している。そして我々はそのような攻撃に備えるためにできる限りのことをしている。それにはタリバンへの働きかけも含まれている」。
(太字強調はBonaFidr)
そしてジョー・バイデンよりも先に、トランプ前大統領がこのテロ攻撃で犠牲となったアメリカ人の遺族たちへ追悼メッセージを発表している。
BREAKING: Former President Trump has issued a statement on the attacks in Kabul before Joe Biden. pic.twitter.com/ox2EzQ4RDL
— Benny Johnson (@bennyjohnson) August 26, 2021
【訳】速報:トランプ前大統領が、ジョー・バイデンよりも先にカブールでのテロ攻撃について声明を発表。
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ISISはカブール空港近くでの爆弾テロの責任を公式に認めたと、NBCニュースのエヴァン・コールマン記者が伝えている。
ISIS: "The attacker was able to reach a distance of no less than five meters from the American forces, who were supervising the procedures for collecting documents from hundreds of translators and contractors in preparation for their evacuation from the country."
— Evan Kohlmann (@IntelTweet) August 26, 2021
【訳】更新: ISISはカブールでの爆破の責任を正式に認め、自爆テロ犯とされる少なくとも1人の写真を提供した。
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ISISの発表:「国外退去に備える数百人の翻訳者やコントラクター(協力者)から書類を収集する手続きを監督していた米軍部隊から、5メートルほどの距離にこの攻撃者は到達することができた」。
Image: ISIS suicide bomber "Abdul Rahman al-Lowgari who carried out the martyrdom operation near Kabul Airport." pic.twitter.com/Z9sv8K711S
— Evan Kohlmann (@IntelTweet) August 26, 2021
【訳】画像:ISISの自爆テロ犯「アブドゥル・ラフマン・アル・ロウガリ、カブール空港付近で殉職作戦を実行」。
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ISISの声明では、タリバンが「スパイ」を退避させるために米軍と「連携」していると非難し、ISISの爆発犯が「首都カブールで米軍とタリバンの民兵が導入しているすべてのセキュリティ対策を突破することができた」と自慢している。
(太字強調はBonaFidr)
一方、タリバンのスポークスパーソンは次の声明を発表している:
https://twitter.com/alexsalvinews/status/1430933035147464706
【訳】タリバンのスポークスパーソン:
「(我々は)カブールでの民間人への爆撃を強く非難する。これは米軍が治安を担当している地域で起きたものである・・・(我々は)国民の安全と保護に細心の注意を払っており、邪悪な連鎖は厳しく阻止されるだろう」。
爆発直後の映像:
NEW: Video footage shows the immediate aftermath of an explosion near Kabul airport in Afghanistan, with the sound of gunfire heard in the background. pic.twitter.com/rKALbfig2E
— Matthew Keys (@MatthewKeysLive) August 26, 2021
【訳】NEW: アフガニスタンのカブール空港付近で発生した爆発の直後の映像。背景に銃声が聞こえる。
【以下は閲覧注意】
爆発の現場の映像:
#GRAPHIC: Horrific aftermath following terror attack at the Kabul airport. https://t.co/EYm7lN4Hdg
— Election Wizard (@ElectionWiz) August 26, 2021
【訳】#悲惨な映像:カブール空港でのテロ攻撃発生後の恐ろしい惨状。
爆発に巻き込まれ負傷した人々:
https://twitter.com/BarzanSadiq/status/1430897880152215559
https://twitter.com/BarzanSadiq/status/1430892941573189644
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