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オールドメディアが伝えない海外のニュース

ローリングストーン誌がイベルメクチンについて捏造記事を掲載——左派主流メディアは一斉にこのデマ情報を拡散し反イベルメクチン・キャンペーンを展開

ジョー・ローガン氏(Photo via Flickr)

【この記事の短縮URL】 https://bonafidr.com/gLa5j (『https://』は省略可能です)

米国の左派主流メディアやビッグ・テック企業から目の敵にされている、コメディアンで人気保守系ポッドキャスト番組司会者のジョー・ローガン氏は、最近、新型コロナに感染したがイベルメクチンを含む多剤併用療法(カクテル療法)を使用することで、数日で症状が回復したと発表した。

 

ローガン氏は9月1日(水曜)、1300万人以上のフォロワーがいるインスタグラムに、彼が新型コロナに感染したと投稿した。

 

 

「土曜(8月28日)の夜、旅先から帰ってきたが、とても疲れていた。頭痛もあった。疲れがたまっているように感じた」とローガン氏は語り、その日の夜からずっと症状が悪化の一途を辿っていたという。そして翌日、彼はCOVID-19検査で陽性となった。

 

「そこで、あらゆる種類の薬を試してみた」とローガン氏は語り、Z-Pak(別名、抗生物質アジスロマイシン)、プレドニゾロン(炎症の治療に使われる副腎皮質ホルモン)、イベルメクチン(抗寄生虫薬)を服用したという。

 

そして9月1日(水曜)、ローガン氏は体調が良くなったと投稿した動画の中で語り、「私はこれ(カクテル療法)を3日間連続で続けた。今は水曜だが、気分がとてもいい。本当に悪い日が1日だけあった。今日は気分がいいし、実際、かなりfuxxxxg気分がいい」と語っている。

 

すると、新型コロナワクチン接種の大合唱を繰り返している主流メディアは、既存の薬で症状が回復したというジョー・ローガン氏への攻撃を開始した。

 

▼ 米エンタメ系雑誌「ハリウッド・レポーター」:

ジョー・ローガン、COVID-19の陽性反応が出たと語る:証明されていない馬用駆虫剤を服用ーーイベルメクチンは、一部の反ワクチン主義者によって、ワクチン接種の代替品として誤って宣伝されている。

 

▼ 雑誌「ローリング・ストーン」のジョン・ブリスタイン記者の記事

「クレイジー・タイム」:ジョー・ローガンが新型コロナに感染し、馬用駆虫剤を含む多剤カクテルを食べる

ポッドキャスターでありコメディアンである彼は、コロナウイルスの治療に効果があるとは証明されていないイベルメクチンを服用したと発言

 

さらに9月3日(金曜)、ローリング・ストーン誌のピーター・ウェイド記者が、イベルメクチンに関する決定的な捏造記事を掲載した。以下は掲載された当初の記事(キャッシュ)のスクリーンショット画像。現在は画像が差し替えられている

(Screenshot via RollingStone.com)

【記事の見出し・訳】

馬用駆虫剤の過剰投与で担ぎ込まれる患者がオクラホマ州の病院を逼迫しているため、銃で負傷した怪我人が待たされていると医師が語る

「ERが非常に混雑しているため、銃で負傷した患者は、根本治療を受けられる施設にたどり着くのに苦労していた」とジェイソン・マクエリア医師は語る

 

そして記事冒頭の画像は、あたかも銃で負傷した患者たちが病院で治療を受けるのを待っているかのような印象を与えるが、記事の内容とは全く関係ないことが脚注に小さな文字で記されている:

2021年1月26日(火)、オクラホマシティのエベニーザー・バプティスト教会で、COVID-19ワクチンの接種を受けるために列に並ぶ人々。(AP Photo/Sue Ogrocki)

 

ローリング・ストーン誌のこの捏造記事が情報源としたのは、オクラホマシティーの地元テレビ局KFORのケイトリン・オグル記者(写真)の9月1日付けの報道「イベルメクチンを過剰摂取した患者がオクラホマ州の病院や救急車を逼迫」だった。

 

オグル記者の記事は、オクラホマ州のERドクター、ジェイソン・マクエリア医師が、馬の駆虫薬イベルメクチンを過剰摂取した患者により、「銃の負傷者がたどり着くのに苦労するほど」救急病院が逼迫していると語っていると報じていた。

 

そしてオグル記者の記事を引用して、ローリング・ストーン誌は次のように伝えている:

この薬(イベルメクチン)を服用した患者は、吐き気、嘔吐、筋肉痛、けいれんなどの負の反応を示した状態で病院に到着し、さらには視力を失うこともあるとマクエリア医師は語った。

 

私が見聞きした中で一番怖いのは、視力を失った人々が来院しているということです」と同医師は語った。

(太字強調はBonaFidr)

 

地元テレビ局KFORのケイトリン・オグル記者の記事も、ローリング・ストーン誌のピーター・ウェイド記者による記事も、マクエリア医師が語った内容を裏付ける証拠を一切示していない。そのため、この記事が掲載され、大手左派メディアやそれに出演するコメンテーターたちがこの記事をツイッターで拡散し始めると、この報道は真実なのか?と疑う声が上がっていた。

https://twitter.com/DavidBCollum/status/1434000326231830529

【訳】この話は完全に「馬のクソ(たわごと)」だ。オクラホマ州のとある田舎者が、みんなイベルメクチンの馬用ペースト(寄生虫駆除剤)を過剰摂取していると主張し、すべての(左派主流)メディアがその話を取り上げている。馬のクソ(ナンセンス)。完全な馬のクソ(嘘)。

 

+++

 

ただ資料写真はいいね:8月に冬物のコートを着て病院に並ぶ銃の負傷者。まったくもって馬のクソ(馬鹿げている)。

 

一方、地元テレビ局KFORも、ローリング・ストーン誌も報じていないが、マクエリア医師が勤務している病院「NHSセコイヤ」(所在地オクラホマ州サリソー)が、病院の公式サイトにマクエリア医師の発言を否定する声明をポップアップ表示させて発表している:

ジェイソン・マクエリア医師は、NHSセコイヤの職員ではありませんが、当病院の緊急治療室をカバーする医療人材派遣グループに所属しています。

 

しかし、マクエリア医師は2ヶ月以上、我々のサリソーの病院で勤務していません

 

NHSセコイヤでは、イベルメクチンの服用に関連した合併症による患者の治療は行っていません。これには、イベルメクチンの過剰摂取による患者の治療も行っていないことを含みます

 

当院の救急外来を受診した患者はすべて、適切な治療を受けています。当院では、救急治療を希望する患者を追い返さざるを得ないような事態に直面したことはこれまでありません

 

当院のスタッフは、すべての患者さんに質の高い医療を提供するために努力しています。そのことを地域の皆様に安心していただきたいと思っています。この問題を明らかにする機会をいただいたことに感謝するとともに、いつも通り、地域の皆様のご支援を賜れますことを大事にしたいと思っています。

(太字・下線強調はBonaFidr)

 

オクラホマ毒物医薬品情報センターのマネージングディレクター、スコット・シェーファー氏によると、「5月の初めから、11人がイベルメクチンのリスクにさらされたという報告を受けています」とNY Daily News紙に語っている。

 

* * *

 

しかし地元テレビ局KFORとローリング・ストーン誌による捏造記事を、米英の左派主流メディアがこぞって取り上げて報じている:

 

▼ アメリカ極左メディアのBusiness Insider

オクラホマ州のERはイベルメクチンの過剰摂取で逼迫:銃で撃たれた被害者は治療を待たされている

 

Newsweek誌

イベルメクチンを過剰摂取した患者がオクラホマのERを渋滞させている。医師の証言

 

▼英国ガーディアン紙

オクラホマ州の複数の病院がイベルメクチンの過剰摂取(の患者)で氾濫と、医師が語る

 

▼英国インディペンデント紙

オクラホマ州の複数の病院がイベルメクチンの過剰摂取で満杯になり、銃で撃たれた患者が治療を待たされると医師が語る

 

★インディペンデント紙の同記事は、現在、記事の見出しを次のように変更している

オクラホマ州の複数の病院がコロナウイルスの患者で満杯になり、銃で撃たれた患者が治療を待たされると医師が語る

(下線強調はBonaFidr)

 

ネットの反応:

https://twitter.com/jtLOL/status/1434299332396789761

【訳】この男性(医師)が勤務しているという病院に誰も電話をかけようとしなかった。

 

https://twitter.com/RealAngelof/status/1434311283676008451

【訳】ローリングストーン誌が病院に電話して確認してさえいれば。ショック。

 

* * *

 

そして後日、ローリングストーン誌は、「訂正」や「撤回」ではなく「アップデート」というメッセージを記事冒頭に掲載している。

 

弁護士でジャーナリストのグレン・グリーンウォルド氏がこのことを次のように指摘している:

https://twitter.com/ggreenwald/status/1434539307415519238

【訳】ローリングストーン誌がこれを「アップデート(更新)」と呼び、明らかな「撤回」と呼ばないのは、正しい政治的動機と目標に基づいて行われる限り、リベラル系の出版社がフェイクニュースを掲載しても読者は全く気にしないことを彼らは知っているからだ。

 

+++

 

これは、いつものようにレイチェル・マドー(@Maddow)(*)に率いられた筋金入り民主党メディアの忠実な支持者たちが、不正な情報ソースと思われるこのフェイク報道を確認せずに広めたのと同じ理由だ。政治的な動機があれば、フェイクニュースは100%受け入れられるのだ:

(*レイチェル・マドー氏は、極左ケーブル局MSNBCの人気ホストで、レズビアンであることを公言した初のプライムタイム番組司会者。FOXニュースのタッカー・カールソン氏とは政治的に対極に位置する人物。)

 

https://twitter.com/Neoavatara/status/1434373636559974400

【訳】ツイッター社が、このような嘘を広める人々をバン(禁止)することができないという事実は、同社のデマ情報対策がいかにお笑い種であるかを示している。

 

(引用ツイート)

ツイッターは「イベルメクチンの過剰摂取でオクラホマ州の救急病院が混雑」というデマ情報の投稿者たちを禁止しているのか?

 

ジェイソン・マクエリアが勤務していた病院では実際そのような患者の数はゼロだ。

 

https://nhssequoyah.com

 

https://twitter.com/lwoodhouse/status/1434538540423999491

【訳】明確にしておくために言っておくと、ローリング・ストーン誌は、完全に捏造されたデマ情報であることが判明した記事の中で、ローガンのことを「陰謀論者」と呼んでいた。

 

保守系メディアWashington Examinerの編集者コン・キャロル氏は、9月5日の論説記事で次のように記している:

共和党支持者たちが報道機関を信用していない理由を知りたければ、オクラホマ州の複数の病院が「馬の駆虫剤の過剰投与(の患者)」で手一杯になり、銃で負傷した患者たちを追い返しているという、先週末にツイッター上で大量にシェアされたローリング・ストーン誌の記事を見ればわかるだろう。

 

【追記】

左派主流メディアはイベルメクチンを馬用の抗寄生虫薬と揶揄する一方で、アメリカCDCの公式HPでは、アフガニスタンなどからの難民に対して米国に到着する2日前からイベルメクチンを服用するよう推奨している報じられている

https://twitter.com/SCUBA2024/status/1433524178510958595

【訳】(米国に)到着前にイベルメクチンを摂取しているのは誰だと思う?

 

アフガニスタンの難民たち!

 

https://twitter.com/Pytheas09252067/status/1433849378394025984

【訳】アフガニスタンの人々は大統領のような待遇を受ける一方、一般の人々はワクチンの副反応に耐えなければならない。

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