米人気番組『SNL』の生放送中に有名ハリウッド俳優が“コロナ詐欺”を笑いながら風刺【動画】——メディアは「反ワクチン主義の陰謀」と一斉に反発
テレビの生放送中に有名ハリウッド俳優のウッディ・ハレルソンが、過去3年間は大手製薬企業による“コロナ詐欺”だったと風刺する一人語りを行い、それが全米に放送された。
2月25日(土曜)に放送されたNBCの人気長寿番組『SNL(サタデー・ナイト・ライブ)』のオープニングで、ウッディ・ハレルソンは全米の視聴者に向けて笑いながらこの風刺を行った。
この番組オープニングは大きな反響を呼び、その切り抜き動画がSNS上に複数投稿されている。ツイッターに投稿された以下の切り抜き動画は、これまでに180万回の視聴回数を記録している。
【訳】ウッディ・ハレルソンは、コロナ詐欺を完璧に要約している。
番組の全オープニング(約7分):
“コロナ詐欺”についてだけ語っている部分を切り抜いた約2分間の動画:
以下は、ウッディ・ハレルソンが“コロナ詐欺”について風刺している部分を訳したもの。
ウッディ・ハレルソン:私が前回『SNL』に出演したのは2019年の感謝祭(11月)の頃でした。3年前です。その番組の後、何が起こってしまったかなんて、みなさん信じられないですよ。
(観客の笑い)
次の日は日曜でした。私が『SNL』に出演すると、翌日は決まって日曜なんですよね、なぜか。
(観客の笑い)
そんなパターンみたいなのがあることに私は気付いたんですけどね。
(観客の笑い)
ま、それはいいとして、私はこの街(マンハッタン)で一番の場所、セントラルパークまで散歩をしに行って、そこで木にもたれかかって脚本を読み始めました。でも、その脚本はこれまでで一番まともじゃない「クレイジーエスト」な内容でした。
おっと、ここで、包み隠さず完全な情報開示を言っておくとですね、その時、私は先にマ●ファナを吸ってたんですけどね。
(観客は爆笑)
その映画(の脚本)というのがこういう内容だったんです。世界最大の麻薬カルテルが手を組んで、全てのメディアと政治家を買収し、世界中の全ての人たちを強制的に家の中に閉じ込め、そしてカルテルの麻薬を打った人たちだけ外出できるっていう内容なんです。そして、彼らは何度も何度も、カルテルの麻薬を打ち続けるんですよ。
(観客はシーンと静まり返る)
私はこの脚本を投げ捨てました。
(観客の数人が軽く笑う)
誰がこんなクレイジーな考えを信じますか?(ハレルソン自身が大笑いしながら)人々に強制して麻薬を打たせ続けるだって?私なんか、一日中、自ら進んでやってますよ!
(観客は爆笑)
■メディアの反応
【訳】ウッディ・ハレルソン:「世界最大の麻薬カルテルが手を組んで、全てのメディアを買収する・・・」
メディア:
『ローリングストーン』:「ウッディ・ハレルソンが、SNLのモノローグ中に反ワクチン主義の陰謀を広める」
『ハフポス』:「ウッディ・ハレルソンが、‘SNL’のモノローグの中で、マ●ファナ、反ワクチン主義の陰謀について長々と話す」
『デイリー・ビースト』:「ウッディ・ハレルソンが、長ったらしい‘SNL’のモノローグの中で反ワクチン主義の陰謀を吐く」
『Variety』:「ウッディ・ハレルソンが‘サタデー・ナイト・ライブ’のモノローグでコロナの陰謀をジョークにする」
■ネットのコメント
【訳】ウッディに敬意を表します。
【訳】真実が一番笑える。
【訳】タビネズミ(=観客)たち(*)の間の居心地の悪そうな沈黙が、たぶんこのシーンで一番笑える。
(*タビネズミは、数が増え過ぎると餌が足りなくなるため、生存数をコントロールするためにある一定の周期で崖から飛び降りて集団自殺するといわれている。)
【訳】ニューヨークのリベラルの観客たちは拍手しねえ😂。
【訳】観客たちはシ~ン🤣🤣🤣
【訳】そして多くの人たちが過剰摂取で天国へ行きましたとさ😬!
【訳】なぜ彼らは、彼がテレビにでてこれを言うことを許したんだ?
たぶん彼は脚本から逸脱したんじゃない?
【訳】メディアは、自分たちが買収されていたとは絶対に認めない。
【訳】誰かこの人を守ってあげて。
■『SNL』について
『サタデー・ナイト・ライブ(通常、略してSNL)』は、1975年10月11日から全米で放送されている長寿番組。その名の通り、土曜夜にライブ放送(生放送)されているコメディー番組(一部の台本を元にした寸劇や演奏は事前収録されている)。時事問題や政治を風刺した寸劇で笑いを取ることで有名。週替わりで有名ゲストが「番組ホスト」を務め、番組のオープニングでゲストが「モノローグ(一人語り)」をして観客の笑いを取るのが決まり。(ミュージシャンがゲストの場合は、モノローグの代わりに演奏が行われることがある。)
ニューヨーク・マンハッタンから、アメリカ3大ネットワーク局の一つであるNBCが放送していることからも想像できる通り、『SNL』は政治を風刺するとは言っても民主党寄りで、主流メディアの報道を批判することは非常にまれ。(参考資料)
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